第一関門
2016.07.13
昨晩はクライアントと結構飲んでしまいまして、家に帰ったらスマホが見当たりません・・・(^^;
■ご存知のように、Webサイトはテレビや新聞、雑誌といった他のメディアよりも信用されません。
これはアメリカの調査なのですが、被験者(全員が高血圧)に信用できそうな健康関連のWebサイトを取捨選択してもらいました。
そして、「信用できない」と烙印を押されたWebサイトについて、なぜ信用できないのかその理由を聞いたら、理由の8割以上が、文字の大きさ、色、ナビゲーション、サイトの名称といった見た目の第一印象だったのだそうです。
意外ではありませんか?
■私は最初、会社の規模やオフィスを構えている場所、実績や社歴そういうことをあげる人の方が多いのではないかと思いました。
でもそうじゃなくて、見た目。
これはどういうことでしょうか。
営業をやっていたことがある人なら常識ですが、心理学において、第一印象の大切さはここで述べる必要もありません。
第一印象が良いか悪いかで、その後に同じ話をしても、第一印象にひきずられてしまい結果が変わってきます。
それをハロー効果と言います。
■ネットで昔から言われていることに「3秒ルール」というのがあります。そのWebサイトに訪問して、そのサイトが自分に関係あるかどうか3秒で判断されるというものです。
会社の規模や社歴、お客様の声、実績、新聞・雑誌の紹介歴は大事なコンテンツです。
でもユーザーは、そのコンテンツに気づく前に、「見た目」の部分で、最低限、信用に足るだけの第一印象は残さなければ大事なコンテンツが見てくれません。
もし自社のサイトが信頼に足るものになっているか不安なら、周りにいるお客さんや、お客さんとよく似た属性の人に、自社サイトを見てもらって、大丈夫かどうか聞いてみましょう。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。