ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

“にぎわい感”を出す

2017.01.10

本編に行く前にお知らせです。

私の起業時の恩人で師匠に木戸さんという方がいます。

もともとは歩合の営業で凄い成果を出してきた人なのですが、私が木戸さんに惹かれたところはそういうところではありません。

木戸さん曰く「自分は小心者」だそうで、実際、敏腕営業マンに見えない人なのですが、だからそんな人でも成果を出せる方法を考えるのがすごく上手い人で、実際に部下や教え子が凄い成果を出しています。

その木戸さんが、50枚に1件の確率で反響を獲得できるチラシについて、情報を無料公開しています。

いやいや、さすがに木戸さんでもチラシで「50枚に1件の反響」は本当なの?って思いました。

ネットでもそんな数字は無理だし。

で、木戸さんに聞いてみたんです。「これってたまたまとかじゃないですか?再現率ってどのくらいですか?」って。

そうしたら、「地域密着型ビジネスの人なら80%」とのご回答。

実際に、ページを見てみたら、実名付きで実績がズラリ。

この再現率、凄くないですか?

無料での公開は1月15日(日)までだそうです。

〜〜〜本編ここから〜〜〜

年末に、当社の近所にあった牛タン屋が閉店してしまいました。

チェーン店のお店で、他の地域の店舗は普通に繁盛しているのに。

味も悪くないし店構えも普通なのですが、お店が奥に長く、通りからお客さんが入っているのが、通りからあまりよく見えないのが弱点だなとは思っていました。

■その牛タン屋の両隣には、商魂たくましい中華屋があります。

左隣の中華屋は、牛タン屋と同じようにお店が奥に長いのですが、元気な中国人のおばちゃんが、ランチ時になると呼び込みをしています。

右隣の中華屋は、ランチ時になるとメニュー表の看板だけでなく、お弁当を売ったりして、中国人の従業員がせわしなく動き回りとにかくにぎやか。
店内で食べているお客さんも通りからよく見えます。

やっぱり“にぎわい感”のあるお店に人は吸い寄せられるようです。

■“にぎわい感”が大事なのは、Webサイトも一緒です。

私も特にTOPページを設計する際に非常に意識する部分でもあります。

どんなにカッコ良くデザインをしても“にぎわい感”の無いサイトは閑散としてしまいます。

Webサイトで“にぎわい感”を出すのはそれほど難しいことではありません。

例えば、お客様の声やインタビューを全面に出したり、ネットショップならランキングを表示したりすれば簡単に“にぎわい感”を出すことができます。

お客さんの顔は常套手段ですね。

スタッフの顔を前面に出すのも良いです。

製造業なら、機械の前で、油まみれになっているスタッフさんを大きくキービジュアルに入れてしまうとか。

■このように、人の顔を前に出すだけで、グッと“にぎわい感”が出ます。

ただ、いくら「人の顔が大事」といってもレンタルフォトだとなぜか“にぎわい感”が出ないから不思議。

御社のサイトは“にぎわい感“ちゃんと出せていますか?

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山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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