怖くて買えない
2016.11.11
本編に行く前にお知らせです。火曜日にも案内しましたが、
『10年使えるSEOスキルを2時間でマスターする講座』
の価格を、来週金曜日(11/18)をもって2,980円から9,960円に値上げします。
もし、興味があったけど、まだ手に入れていないようでしたら、この機会にご検討ください。
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〜〜〜本編ここから〜〜〜
先週末、通販でタートルネックのセーターを買おうと思い、検索をして探していました。
私は敏感肌なので、通販で服を購入する時は、必ず素材を見ます。
アクリルとかが入っていたらNG。
ウールも、質感によってはNGです。
で、楽天のショップで細身のタートルネックセーターが見つかり、値段も良い感じ!
あとは素材がOKだったら買おうと思い、素材をチェックしますが、“ウール”ということ以外、素材の質感について記述も無く、拡大写真もありません。
結局、購入しませんでした。
■先日読んだ『売れるロジックの見つけ方』という書籍に、こんなことが書いてありました。
ーーー 引用ここから ーーー
今日の日本のように、既に豊かではあるが、経済が停滞している社会であれば、無駄な買い物をして出費を増やしたくない、変なモノを掴んで失敗したくないという「リスク回避行動」のほうが優勢になるので、欲望を刺激したり、それを煽ったりというだけのアプローチでは、もう商品は売れません。
このような社会では、欲望を刺激するだけでなく、リスク回避行動を抑制させる「安心訴求」が同時にもとめられ、むしろ後者のほうがより重要であるといった場合が増えています。
ーーー 引用ここまで ーーー
御社はWebサイトは、ユーザーの不安にきちんと応えられていますか?
■マーケティングの大家、フィリップ・コトラー先生は、消費者が購買行動をするときの知覚リスクとして、次の6つをあげています。
1)機能的リスク
品質や機能は問題無いか
2)身体的リスク
身体に害を及ぼさないか
3)金銭的リスク
価格に見合っているか
4)社会的リスク
周りから白い目で見られたり
除け者にされたりしないか
5)心理的リスク
精神的に苦痛を味わったりしないか
6)時間的リスク
正常に機能しない等で時間を失わないか
この6つのリスクにきちんとケアするようにしていけば、ユーザーの不安をかなり軽減していくことはできそうですよね。
御社のお客さんが感じる知覚リスク、自社のWebサイトの中できちんとケアできているか、今一度、チェックしましょう。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。