Amazon Echoが我が家にやってきた
2018.01.29
我が家にAmazonのスマートスピーカー「Amazon Echo Plus」がやってきました。
正直、「世間では騒がれているけど、本当にスマートスピーカーなんて使うのか?」って思っていました。
だって、私はiPhone使っていますが、Siri全然使わないし、Siriを使っている人もあまり見たこと無いから。
だから、この手の「声で操作する系」ツールは、懐疑的に見ているのです。
ただ仕事柄、もしダメだったとしてもなぜダメなのか、自分で体験して自分の口で語れないとダメだろ、と思いまして、思いっきりネガティブなレビューを書いてやろうと、ひねくれた気持ちでAmazon Echoを買ってみました。
なぜ、Google Homeではなく、Amazon Echoだったかと言うと、米国ではAmazon Echoの方が売れているし、デザインが好みだったからです。
※招待メールをリクエストし、1〜2週間程度で招待メールが着たら購入できます。
Google Home グーグル スピーカー
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■セッティングは簡単!
電源入れて、スマホにアレクサアプリを入れ、スマホでアプリの指示に従いながらwifiなどの設定をすれば完了。
その間、たった5分程度。
さっそく、使ってみます。
山浦:
「アレクサ、今日の天気は?」
アレクサ:
「御殿山は快晴で、気温は -3°です。
今日は概ね晴れで、予想最高気温は7°、予想最低気温は -3°です」
ちゃんとセッティングできたようです。
いろいろ遊んでみます。
山浦:
「アレクサ、ビートルズかけて」
アレクサ:
「ザ・ビートルズの楽曲をシャッフル再生します」
と言って、ビートルズを流してくれます。
見た目で想像していたより音は良いです。
調子に乗って、どんどんリクエストしてみます。
山浦:
「アレクサ、奥田民生をかけて」
そうすると、今はかけられないけど、Amazon Music Unlimitedに入会したらかけられる、しかも月額380円と言います。
ということで、私はAmazon Music Unlimitedに入会してしまいました。
Amazon儲かるなぁ・・・
山浦:
「アレクサ、J-WAVEをかけて」
これはダメでした。
ネットで調べたら、Amazon Echo には“スキル”といって、アプリをインストールできるのですが、そこにradikoを入れると聞けるようになるらしい。
ということで、スマホでradikoを追加してみたら(簡単!)、ラジオが聞けるようになりました。
■試しに本も買えるか試してみました。
アレクサに「◯◯◯買って」と言ってみましたが、すると「×××ですか」と違う本のタイトルを言ってきます。
複雑な本の名前だと上手く認識してくれなさそうなので、本のタイトルを少し簡略化して言うと、「◯件ヒットしました」と言って、上から順に読み上げていく始末で、スマホで買った方が楽でした。
日本語の認識能力の問題なのでしょうか。
それに楽しくない。
でも、いつも定期的に買っているものを購入するという目的なら便利かもしれません。
■ということで、これ便利です。
家の中なら家族の前でもアレクサに話しかけるのは、そんなに恥ずかしくないし。
実際、妻も娘も、今日のニュースを読ませたり、好きな音楽をかけさせたり、私よりも使っています。
今はAmazon Echo対応の家電が無いですが、もしあれば、アレクサに指示出せばスイッチのOn、Offや予約などの設定もやってくれるらしく、どんどん対応家電が増えていけば良いのにと思ってしまいました。
ということで、ネガティブレビューを書こうと思って買ったAmazon Echoですが、かなり良かったです。
完全にミイラ取りがミイラになりました・・・(^^;
■さて、Amazon Echoに限らずスマートスピーカー全般に言えることですが、課題もあります。
声に反応するので、テレビの声に反応して知らない間に注文されてしまったということが実際にあったようです。
また、犯罪捜査の現場にAmazon Echoが置いてあったので、Amazonに音声データの開示を求めたら、一旦はプライバシーを理由にAmazonは拒否したものの、結局開示し、犯罪解決に結びついたということがあったそうです。
つまり、家の中の会話はクラウドに蓄積されているということですね。
全部ネットにつながっていて、そのおかげでAIはさらに頭が良くなっていくので、当たり前なのかもしれないですが(そういう意味ではペッパー君やアイボとかも同じです。しかも、目もある)、どんなに普及しても、この点がどうしても許容できないという人は一定層いるような気はします。
■ちなみに、GoogleのCMを見て、アレクサにも「お前はもう死んでいる」と言ってみたら、「あべし」と返してきました。
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※招待メールをリクエストし、1〜2週間程度で招待メールが着たら購入できます。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。