インターネットは信用されないメディア。だから・・・
2018.05.21
あなたはインターネットの情報をどのくらい信用しますか?
例えば、新聞や雑誌と比べてどうですか?
新聞や雑誌も大概ですけど、それでもインターネットの方が珠玉混合で、嘘の情報が多いという印象をお持ちの人が多いと思います。
インターネットの情報の信憑性は、たぶん世の中のメディアの中では最下位に位置するのではないでしょうか。
何か調べ物とかする時は、スマホを使ってインターネットでサッと調べるのが今どきですが、どこかで「この情報は大丈夫か?」と警戒しながら読んでいます。
■基本的にインターネットの情報はあまり信用されません。
特に、Webサイトに掲載するコピーライティングが強力であればあるほど、胡散臭く感じられてしまう可能性が高くなります。
だから、Webサイトをプランニングする時は、それを意識して、とにかく信用されるためにあらゆることをしなければなりません。
鉄板なのが、お客さまの声!
それも、より信用されるために手書きの方が良いし、顔写真も一緒だと更に良いです。
最近は、動画のお客さまインタビューもよく見るようになりました。
他にも、ビフォーアフターの実物写真、実績表や受賞歴、社長やスタッフや社内の写真 etc、とにかく掲載したら信用度が増すと思われることは全てやるぐらいの気持ちで取り組んだ方が良いです。
■昔、起業したばかりの建築家のWebサイトに携わったことがあります。
構造設計がウリの人だったので、そのことをしっかりと掲載しましたが、やはり実績を載せたい。しかし、当然に紹介できる実績がありません。会社員時代の実績は、所属していた会社との兼ね合いで当然出せない。私が起業した時は、1人目のお客さんを無料でもいいからとにかく大成功させて実績を作るという作戦をとったとのですが、さすがに住宅の場合は金額的に難しい。
そこで、何をやったかというと、推薦者という形で、仕事仲間や同じ業界の友人に登場してもらって、いかにこの人が良い
仕事をするかを語ってもらいました。テキストだけだとやっぱり嘘っぽいから、顔写真付きで。
このWebサイトで、ちゃんとお客さんを獲れましたよ!
一瞬無理かなと思っても、考えれば何かあるものです。
■どんなにデザインが綺麗でも、情報そのものが信用できなければ、良い反響は得られません。
とにかく信用度を高めると思われることは可能な限り何でもやってください。
お客さまの声なら顔写真や手書きなど、信憑性を高めることにこだわって下さい。
こういうことって意外と面倒くさい。
だからやらない会社が多い。
もしライバルがもしやってないなら、あなたのチャンスです。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。