ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

2020年の気になる出来事と対応

2020.01.06

2020年の気になる出来事と対応

2020年はどんな年になるのでしょうか?

 

なんと言っても、7月に東京オリンピックがあります。昨年のラグビーワールドカップがあれだけ盛り上がったのだから、盛り上がらない訳がありません。
外国人も多く来日するのでしょう。東京の交通機関等は心配ですが、大きな混乱なく無事に実施できることを祈るばかりです。

 

オリンピック以外では、7月に東京都知事選、11月には米国大統領選があります。
消費税増タイミングで導入されたキャッシュレスポイント還元が6月末で終わり、9月からマイナンバーカード保持者がキャッシュレス決済すると最大5千円分のポイント還元する“マイナポイント制度”も予定されていて、リアル店舗をやっている方は要注目です。

 

オリンピック後に景気が後退すると言う人とそれほど大きな影響もなく推移すると言う人がいますね。どうなるのかわかりませんが、ただ、昨年よりも人口が減り、少子高齢化が進むことはほぼ確実です。

 

■個人的に仕事柄、注視しているのが春からスタートする次世代ネットワーク5Gです。通信速度は従来の100倍になり、通信速度だけでなく同時接続数はもちろん容量が劇的に拡大されます。
ARやVR、IoT、AI、ロボット、ドローンといった分野で、通信速度や容量の制約があって今までできなかったことが、どんどん実現されていくことが期待されています。
Web上のコンテンツにおける動画の割合は増え、画質も良くなっていくのでしょう。私たちが今Webで見ている程度の重さの動画コンテンツなら、通信におけるタイムラグがほとんど感じられなくなります。

 

とは言っても、2020年段階では5G対応エリアは限られるし、対応スマホ端末も高価なようなので、最初は一般向けよりはB2Bの分野で活用が始まり、一般向けの普及は2~3年程度かかる見通しです。但し、必ず普及しますので、そこは意識して準備していく必要があります。

 

■Web運営に関して言えば、2019年と比べて何か劇的な変化があるということはないと思います。アドテックの分野等は粛々とサービスが改善・進化していくのでしょう。

 

SEOについても、今年も何度か大きめのアップデートはあると思いますが、年末のメルマガで書いた流れに沿ったものになるはずです。しっかりとユーザーの役に立つ、良いコンテンツを意識して運用していきましょう。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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