ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

後出しジャンケン

2017.04.06

昨日は東京は暖かく、一気に桜が咲き始めました。

今週末は見頃ですね。

■さて、当社では、サイト職人CMSのサイトの見直しに着手することになりました。

今のデザインになったのが随分前で、もう4年以上?は経っている気がします。

もう、いつリニューアルしたのかさえ忘れてしまいました。

制作実績やお客さまインタビューを追加したりといったことはやってはいたのですが、ここ最近、反響数が落ちてきてしまったのです。

よくあることですよね。

デザインが古いとか、いろいろと直感的に思いつく理由はありますが、ここは新人研修も兼ねて、きちんと調査することにしました。

■私が立てた仮説は次の3つです。

A. 新規算入の競合が増えた

B. 競合サイトが力を付け、相対的に
  サイト職人の魅力が下がった

C. 市場環境が変わった

SEOの順位も落ちていないし、当社の本体サイトであるweblab.co.jpからは毎日のようにお問い合わせが入るので市場がシュリンクしているわけではなくCではなさそうです。

恐らく、AかBか、その両方でしょう。

今、競合分析などを行っています。

■Webサイトは、後出しジャンケンそのものです。

競合がチョキを出しているのを見て、グーを出すと、それを見て、競合はパーを出してきます。

Webは、相手がどんな手を打っているか丸見えです。

■お客さんからは、いつも自社だけでなく競合他社も視野に入っていて、自社は選択肢の1つにすぎないことを忘れてはいけません。

当社がお手伝いしている、ある大手のプロジェクトでは、毎月、競合サイトのデータを全部バックアップをとり、更新箇所を分析、レポーティングを行っています。

中小企業の場合は、流石にそこまではしなくても良いですが、たとえ毎月更新していたとしても、定期的に競合分析はしていきましょう。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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