ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

キーワードの選択に迷う時

2019.06.04

■SEOが上手く行っていないWebサイトを手がける時、トップページ及びサイト全体の
キーワード選択に迷うことが結構あります。
最近も、そのような案件が立て続けにありました。

 

■例えば、キーワードAという概念の中に、キーワードBとキーワードCがあったとします。

 

図にするとこんな感じ↓

 

 

Z社は、キーワードBとキーワードCに関する商材を扱っています。
だからその上位概念であるキーワードAで上位表示したい。

 

Z社のコーポレートサイトとしては、キーワードAでチューニングしていくのが最も自然な形です。

 

■でもキーワードAは、強い競合企業がひしめく競争市場です。
この市場で勝つには相当にコンテンツを充実させていくことが必要です。しかも、競合よりも速いペースで。

 

頑張っても2~3年はかかりそうです。それまで反響が無いかもしれない・・・。
でも頑張って上位表示できたら、大きな果実が得られます。

 

ここで、もしキーワードBに特化した専門サイトにしたら、キーワードBで上位表示できそうです。

 

この場合、Z社のコーポレートサイトとしてはちょっと不自然な表現になるので、あくまでキーワードBの専門サイトという感じになる。
そしてキーワードAとキーワードCでの上位表示は一旦捨てるという選択になります。

 

 

■これは、どちらが正解というのは無く、会社の状況と経営者の覚悟の問題という気がします。

 

例えば、Z社のブランディングとしては絶対に前者で行きたいから、覚悟を決めてキーワードAを狙うというのも有りです。
実際に、SEOだけに集客を依存していない会社はこういう選択をとることが多いです。

 

一方、まずはキーワードBでしっかり結果を出し、キーワードCでも専門サイトを立ち上げて、確実に勝っていこうという戦略があります。
こちらは集客の柱をWebサイトにもっていきたい、しかも短期間である程度成果を出したいという会社はこちらの選択をとることが多いです。

 

中途半端、つまり覚悟を決めないで何となく前者の戦略で行く、というのが一番良くない。

 

あなたの会社はどちらですか?

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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