ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

質の低いお客さんを排除するには

2021.01.23

敷居の高い門

おかげさまで、毎日のように新規のお客様からお問い合わせをいただいています。
その中に、たまに「Webサイトからのお客さんの質を上げて、質の低いお客さんを排除したい」というようなご相談をいただくことがあります。

 

そのお気持ち、よくわかります。
当社の場合は法人向けのビジネスなので、多くが相見積りになります。最近は外注時に相見積りをとることが社内規定になっている企業も多いので仕方がないですが、相見積りではない、成約が確約されている案件だけが来たらどんなに良いだろうとは思います(笑

 

では、そもそも「質の高いお客さん」とはどんなお客さんなのでしょうか?
例えば、
・成約率の高いお客さん
・口うるさくないお客さん
・クレームにならないお客さん
などでしょうか。

 

でも、よく考えたら、これってお客さんははじめからそのようなお客さんだった訳じゃないですよね。

 

A社にとっては成約率の低いお客さんも、B社にとっては成約率の高いお客さんかもしれないし、A社にとっては口うるさいお客さんも、B社にとってはうるくないスムーズなお客さんかもしれません。
「質の高いお客さん」の定義は、会社のよって違うのです。

 

まぁ、最初から人間的にクレーマーっぽい人もいるのは確かですが、、、

 

私は仮に成約率が低かったり、口うるさいお客さんが出てきてしまった時というのは、そもそも最初のマッチングが間違ってしまったか、成約後のスタッフの対応スキルが不足しているか、お客さんをそのようにさせてしまったのは基本的にこちら側の責任だと考えています。

 

スタッフの対応スキル不足はスタッフの育成を頑張っていただくとして、最初のマッチングに関しては、Webサイトの内容やデザインを通じて、御社が望んでいないお客さんが「ここは自分には場違いな場所だ」と気づけるようにしてあげないといけません。

 

もし来てほしくないお客さんからのお問い合わせが多いなと感じるのであれば、次の2つの質問について考えてみてください。

 

  1. 御社に来てほしくないお客さんはどんなお客さんでしょうか?
    (来てほしいお客さんをイメージする時は、来てほしくないお客さんを先に明確にしておくとイメージしやすくなります)
  2. そのようなお客さんが「ここは自分には場違いな場所だ」と思うには、どんな情報や雰囲気が伝われば良いでしょうか?

 

Webサイトの質が変われば、お客さんの質も変わります。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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