ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

ページ内クリック率を見てみると・・・

2016.09.09

Google Analytics に、「ページ解析」という機能があります。

そのページに配置されているリンクがどのくらいクリックされたかを見ることができます。
Google Analytics「ページ解析」

Google Analytics の左メニューから「行動」 > 「ページ解析」 とクリックして行くと見られます。
(多くの場合、最初にアクセスすると「エラーが出ました」と表示されますがしばらく待つと「新規ウィンドウで表示」というボタンが現れるので、それをクリックすると見られます)

■この機能で得られる数値を見ているといろいろと気付かされます。

私は仕事柄、いくつかのサイトのページ解析結果を見ていますが、たいていどのサイトも共通して、次のような傾向があります。

  1. メインナビゲーションはクリック率が高い
  2. しかも画面左側がクリック率が高く右側に行くほど下がる
  3. ファーストページビューより下は急にクリック率が下がる大体、8〜9割がファーストページビュー内のクリック。
    ファーストページビューより下は1〜2割ぐらいしか無い。

つまり、ページ設計時には次のことに注意しなければならないということです。

  1. 何をメインナビゲーションにするかよく吟味すること(7個以内)
  2. 重要なコンテンツは左へ、ナビゲーションも読んで欲しい順に左から配置する
  3. 見て欲しいコンテンツへの誘導は必ずファーストページビューの中に配置する

今一度、自社サイトを見直してみてください。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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