当たり前すぎて、書くのを忘れがちなこと
2023.06.23
本来、とてもニーズが高いにも関わらず、Webサイトから抜けがちなコンテンツに“アフターサービス”があります。
そもそもアフターサービスをやっていない会社もありますけど(業種的に仕方が無い場合もある)、きちんと仕事をしている会社は、多くの会社がアフターフォローやってます。
例えば、当社では、納品後でも我々のミスに基づく不具合等は無償で対応しています。
でも、それって当たり前じゃないですか?
サービス提供当事者からすると、当たり前すぎて、Webサイトに載せた方が良いなんて夢にも思わないわけです。でも、お客さんからするととても気になるんですね。
■私も、自社のWebサイトにアフターフォローのページが無いことに気がづくまで少し時間がかかりました。
気づいて急いで作ったのがこのページなのですが、気づいたきっかけは、競合他社分析表です。
競合他社分析表は、縦軸にコンテンツ項目、横軸に自社と競合サイトを並べていきます。Aサイトに1というコンテンツがある場合は、A-1に「●」を入れていきます。そうやってマス目を埋めていくと、競合サイトにあって、自社にないコンテンツが見えてきます。
その結果、アフターフォローのページが無かいことに気付いたのです。
他にも、当たり前すぎて見落としていることが無いかどうか気づく方法には、あらためて自社サービスの強みや弱み、お客様に選ばれる理由を棚卸しをしたり、お客様にインタビューをしたりといった方法があります。
■もしあなたが、「このぐらいのアフターフォローなんて当たり前だ」「書かなければならない事自体が不思議だ」と思っていても、お客さんは“書いていない=そのサービスは無い”と思ってしまいます。
あなたが当たり前にやっているサービス、Webサイトにちゃんと掲載されていますか?
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。