ウェブラボ代表の山浦が、
Web担当者・経営者・起業家に向けて配信するコラム

Webを集客に活用したい人のための
Webサイト・マネジメント術

最新のトピックや実務家ならではの身近なちょっとした疑問に回答しています。

高額のWeb制作プランと低額のWeb制作プランのどっちが良い?

2017.05.18

質問会社の立ちあげにあたり、Webサイトを作りますが集客できるサイトにしたいです。多少無理をしてでも、SEO対策やプランニング・デザインにも妥協せずフルスペックのサイトを作った方が良いのでしょうか?それとも無理をせず、可能な範囲で作るのが良いのでしょうか?

 

 

一言で言えば、Web制作にかけた費用をどのくらいの期間で回収できるかによります。

 

 

 

■お客様からいただく質問で一番多いのが制作費用に関するものです。

 

Web制作の費用って、会社によって同じ作業内容でも結構幅がありますし、確かに分かりづらい!
ページ数などにもよりますが、一般的な中小企業向けのサービスの場合、100万ぐらいあると、プランニングも含めて、充実した制作ができると思います。
15〜20万程度だと、十分なプランニングまではなかなか難しく、“とにかく作る”という感じになります。
では、15〜20万ぐらいなら投資可能だけど、100万は結構勇気がいるという場合にどうすれば良いでしょうか。

 

 

■もし投資回収期間が短いなら迷わずフルスペックで行きましょう!
例えば、住宅販売などの高額商品なら、Webサイトから1件でも仕事がとれれば、制作費を回収できるかもしれません。
それであれば、最初からしっかりとしたWebサイトを制作してしまった方が良いです。

 

例えば、フルスペックなら月に10件、安価な制作だと月に3件しかWebからの反響がとれないとします。
年間にすると、84件の反響数の差になります。
その差が、下手したら2年・3年と続くと考えると、適当に安価なプランで済ますことがどれだけ不利益なことか想像できると思います。

 

 

■逆に、1件の受注単価が低いような商材の場合は、どうしても投資回収期間が長くなりがちです。
あまり無理をして投資をすると、事業そのものにとって思い負担になってしまい、投資回収する前に、支払いすべきところに支払いすらできなくなるという事態になってしまいます。
その場合は、低料金なプランで始めて、事業が軌道に乗ってからお金をかける方が良いです。

 

 

■低料金のWeb制作サービスを選択する際は、3つポイントがあります。

 

1)CMS機能のあるものを選ぶ
必ず自社でコンテンツを追加していける仕組みのあるものを選びましょう。このメルマガの読者なら、コンテンツを書き溜めていくことの重要性はあらためて言う必要はないですよね。

 

2)制作会社との契約を切っても、継続利用可能なものを選ぶ
技術的な継続利用可能性だけでなく契約上も問題無いかどうか確認しましょう。

 

3)月額の利用料が高くないものを選ぶ
低料金でCMS付きだと月額の利用料をとられる場合が多いです。それ自体は数千円レベルなら問題ないですが、例えば、月額利用料が5万だとすると年間60万、1年半使ったらフルスペックのWeb制作とあまり変わらなくなってしまいます。

 

向こう3年程度の利用料や更新費用の総額で賢く判断してください。

山浦 仁

山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役

大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。

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