アンテナ
2016.03.15
■娘の小学校では、毎月1回、土曜が日曜日の午前中に、探鳥会というバードウォッチングの会があります。
土日なので、希望者のみなのですが、毎回先生方も含めて、毎回30人ぐらいが参加します。
長女も次女も動物が大好きなので、用事が重なったりした時以外は、できるだけ参加するようにしています。
一昨年、長女が中学生になり卒業してしまいましたが、次女が3年生なので、探鳥会には8年間通っています。
バードウオッチングをする場ができる場所は、都内には何箇所もあります。
うちの近所だと井の頭公園や石神井公園、少し足を伸ばせば、明治神宮や狭山湖など。
■ちなみに何種類ぐらいの鳥が見られると思いますか?
2時間の間に多いときは30種類以上見られます。
私は、はじめてこの会に参加したとき、正直それほど期待していませんでした。
近所の井の頭公園に子供を連れてよく遊びに行っていましたが、スズメやハト、カラスやムクドリぐらいしか見た記憶が無かったからです。
ですから、最初に参加した井の頭公園での探鳥会では、こんなにも身近にたくさんの種類がいることに本当にびっくりしました。
コゲラやアオゲラといったキツツキの仲間。
モズやちょうげんぼうという猛禽類。
清流の宝石と言われるカワセミ。
30種類を超える鳥が見られたのです。
こんなにたくさんの鳥が見られるなんて想像もしていませんでした。
■子供たちの方が見つけるのが早いですが、私もだんだんと鳴き声のする方向だとか、森の雰囲気や木の形で鳥が居そうな場所が分かるようになってきました。
子供と何度も来た井の頭公園なのに、以前は見えていなかった鳥も今は、ちょっと散歩に行ったときにも、何種類も鳥を見つけることができます。
■見ようとしなければ見えないことって、結構多いのではないでしょうか。
ビジネスでも、ある人は素通りする情報でも、ある人にとっては、めちゃめちゃヒントになったりします。
これがアンテナというものなのでしょう。
私の周りの経営者仲間でも、「こいつはすごいな」と思う人は、アンテナの張り方がすばらしいです。
■私も先日、普段はほとんど捨てるセミナー案内のFAX-DMの中に気になるキーワードがあったので、
忙しかったにも関わらず、ちょっと無理をして参加してみたら、
以前から課題だった営業スキームに関する良い情報が手に入りました。
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心ココニ在ラザレバ、
視レドモ見エズ、聴ケドモ聞コエズ
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よく見たら、周りには、ビジネスのヒントがたくさん転がっています。
諦めずに見つけようとすること、そしていろいろと動き回ってみること
そうしたら、あなたが抱えている問題を解決するヒントが転がっているかもしれません。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。