10社に相見積りをとって
2020.11.30
オフィスの引越しがなんとか終わりました。
まだ散乱しているダンボールも少しずつ片付けていこうと思います。
今回、引越し業者さん探しに際して、相見積りを10社からとりました。
最初はこんなにたくさん相見積りをとるつもりはなかったのですが、前オフィスの退去日が迫ってきているのにNTTの工事日がなかなか決まらず(本当に遅くてイライラしました)、引越し日の10営業日前になってやっと決まり引越し日を確定できたため、焦って「引越し侍」とか、そういった見積りサイトに登録しまくったのです。
そうしたら、結果的に多くの引越し業者さんに相見積りをとることになってしまいました(さすがに10社の対応は大変でした)。
12社のうち2社は「日程が直前過ぎてもう空いてません」と断られ、残り10社が当社に荷物の量を見に来て、御見積りを出してくれました。
一番安かったのが小さな引越し会社で8万、一番高かったのが大手の引越し会社で75万。
その差約10倍!
平均は40万ぐらいでした。
かなり幅があってびっくりです。
8万の次に安かったのが20万だったので、8万のところは安すぎで不安でした。
しかし、営業に来ていたのが社長さんで、とにかく対応が早く信頼できそうな人だったのと、その会社のネット上の評判が良かったので、思い切ってお願いしました。
結果、満足しています。
特に大きなトラブルもなく、無事終わることができました。
スタッフの方々の対応も良かったです。
見積りの明細で差が出たのが、既存オフィス家具の処分です。
今は、当社のような在宅勤務導入で、オフィスの縮小移転が増えていて、中古オフィス家具が市場に溢れており、下取りがほとんど難しいとのこと。
当社もかなりの量の机や椅子、スチールパーティションを廃棄しました(これには心が痛みました。モッタイナイ)。
その処分費用に相当な額が計上されている見積も多かったです。
今回、当社がお願いした引越し業者さんは、売れない家具は0円で引き取ってくれ、売れるオフィス家具に関しては見積額から引いてくれました。売却ルートを持っているのだそうです。
■今回、引越しを通して学んだことは、発注者としては、結果にそれほど差が出ないものは面倒がらずにしっかり相見積りをとることです。
結果に差が出るものについては「安かろう悪かろう」ということがあり得るので、単純に見積りだけでは判断できません。
しっかりと会社の実績や評判、担当者の人柄等を見ていく必要があります。
逆に受注者として見積りをお客さんに提出するときには、なぜその価格なのかをお客さんがわかるようにすること。そして、金額以外の判断基準があることをしっかり伝えることが大事だということです。
お客さんは、金額以外に判断基準を持たない場合は、結局金額で決めるしかありません。
今回、もし1番安い会社の対応が少しでもまずかったら、そして2番目に安い金額を提示した会社がこの辺をしっかりケアしていたら、私は不安を感じて2番目に安い金額を提示した会社にお願いした可能性は十分にあったと思います。
一番良いのは、相見積りにならない状況を作ることですが、商材によっては現実的に難しかったりますから(特に社内稟議が必要なB2B)、相見積りでも勝てる仕組みを作るということが大事ですね。
追伸.
もし引越し業者さんをお探しでしたら、今回当社が利用した業者さんをご紹介しますのでご連絡ください。
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。