仕事をするときはパソコンを閉じてみる
2021.03.14
このコラムを読んでいる多くが頭脳労働がメインで、パソコンが無いと仕事が進まないという人が多いと思います。
ずっとパソコンをやっていると、目が疲れ、肩が凝り、夕方ごろには、体がガチガチになりませんか?
■そんな疲れをちょっと軽減して、さらに仕事をはかどらせるために私がやっていることを書きます。
(既に知っていることだったらすみません・・・)
これは、私が新卒で入った会社で先輩から口酸っぱく言われたことで、今は、私が社員にいつも口うるさく言っていることです。
それは、「仕事」と「作業」を分けて「仕事」はパソコンを消して行え!です。
「仕事」と「作業」の違いは書かなくても大丈夫ですよね?
■新卒のころ、私は朝から晩までほとんど休まずに、ずっとパソコンの前に座って仕事をしていました。
若いからこそできたのですが、でも、先輩からよく
「ちゃんと休憩しろ!そして、何をするか決めてからパソコンの前に座れ。パソコンの前で悩むな!」
といつも怒られていました。
■パソコンで仕事をしていると視野が狭くなります。
おまけに発想も狭くなります。
何かの本で読んだことがあるのですが、パソコンと紙では、作業をしている時の使っている脳の部位も異なるらしいです。
だから、何か発想したり考えたりする作業は紙とペンだけでやった方が、短い時間で良い発想ができます。
それに、パソコンは自分が思っている以上に精神を消耗します。
今は、仕事終わっても、帰りの電車の中や帰宅してもスマホ見ている人が多いですよね。
スマホの画面もパソコンと同じですからね!
姿勢が悪くなり、おまけに寝つきも悪くなり、うつ病の原因にもなります。
本当に体に悪い!
スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツが、我が子のスマホ使用時間を厳しく制限していたのは有名な話です。
■パソコンやスマホのデジタルのモニタから離れる時間を意識すると、今よりももっとラク~に良いパフォーマンスを出せるようになるかもしれません。
私の場合、企画書を書くとき、画面設計をするとき、メルマガ等の原稿を書くときなど、パソコンを閉じて、ササッと白紙に下書きしてからパソコンで作業します。
いきなりパソコンを立ち上げてやるより圧倒的にストレスも少なく、時間も短くできます。
その仕事にとりかかる前に、いったん、パソコンを閉じてみませんか?
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山浦 仁 / ウェブラボ株式会社 代表取締役
大学卒業後、大手Web制作会社にてWebディレクターとして数多くの国内大手企業のプロジェクトに携わる。2004年にウェブラボを設立。2007年には中小企業向けのWeb制作ノウハウとCMS機能をパッケージにした「サイト職人CMS」を発表。現在は、中小企業だけでなく大手企業からの引き合いも多く、Webコンサルタントとしても活動中。上級ウェブ解析士。全日本SEO協会認定コンサルタント。