メールアドレスをそのままウェブサイトに公開するのはアウト!スパムから守る方法4選
2020.10.20 Posted by Coding_team
こんにちはウェブラボ技術メモです。
皆さんは会社などのメールアドレスをなにも考えずウェブサイトにアップしていないでしょうか?この世にはネット上に公開されたメールアドレスを自動的に収集するロボットが存在しており、見つかるとスパムの対象になってしまうかもしれません。
過去の記事「Webサイトでのメールアドレス公開方法」においても、その危険性について紹介していますが、今回は具体的な対策法をご紹介します。
1.メールアドレスを画像化して公開する
説明しなくとも、想像しやすいかと思います。
これなら知識がなくてもできるし、ロボットも読み取ることができませんが
・メールアドレスが変わるたびに画像に書き出さないといけない
・画像容量分無駄
・訪問者がメールアドレスを手打ちしないといけない
などのデメリットがあります。
2.メールアドレス内にダミーの文字を入れる
info(at-mark)domain.co.jp
※(at-mark)を「@」に置き換えてください
ダミーのメールアドレスの下に、訪問者への断りを掲載します。
こちらも知識がなくてもでき、ロボットが読み取ることも難しいと思われます。
ただ、少し格好悪いのと、訪問者に書き換えるひと手間が生じてしまいますね。
3.CSSで「@」記号を出力する
infodomain.co.jp
CSSの疑似要素を使う方法です。HTMLとCSSの知識が必要です。
見た目は「@」がありますが、文字列としては「infodomain.co.jp」と入力しており、後から「@」が存在するかのように見せています。
ただデメリットがあって、これをコピーしてみると「@」無しのものがコピーされてしまいます。
4.Javascript暗号化ツールを利用する
Javascriptという言語を使用して、メールアドレスを暗号化。上のリンクをクリックするとちゃんとした送信先へメールアプリが立ち上がります。
※ダミーなのでクリックだけならいいですが、送信はしないでください。
一見難しそうですが、専用のツールなどを利用すると簡単です。
メールアドレス暗号化(メール暗号化ツール)
上記ツールなどを利用すれば、出力されたコードをHTMLのメールアドレス部分に貼り付けるだけで、その場所にリンクが表示されます。
この方法なら、訪問者も簡単にメールを送ることができるのでおすすめです。
どうでしたか?
これからウェブサイトにメールを公開しようという方は4を。
既に掲載してしまってる場合は取り急ぎ2とか。からの怖がらずに4を。
対策をしてみてください。
以上ウェブラボ技術メモでした。
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