しっかり目的を定めよう!課題を解決するブランディングサイト
2019.11.25 Posted by Design team
こんにちは、ウェブラボデザイナーチームです。今回は「ブランディングサイト」について話して行きたいと思います。
ブランディングは、商品やサービスについてユーザーに共通のイメージを認識させるマーケティング手法です。最近ではブランディングのためにサイトを立ち上げる企業を少なくありません。しかし、通常のサイトとは重視するポイントが異なっているため、ブランディングサイトの設計に苦労している人もいるのではないでしょうか?
「ブランディングサイト」について理解を深め、より効果的なブランディングを目指しましょう。
目次
ブランディングサイトとコーポレートサイト
「ブランディングサイト」と聞いて「コーポレートサイト」と混同してしまう人もいるかもしれませんが、両サイトは目的やターゲット、掲載する情報も異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、一言で言えば「どのような企業」かを伝えるためのサイトです。基本的には商品やサービスの購入促進ではなく、企業そのものの紹介や認知を目的としています。そのため、企業理念や業務内容、会社概要、採用情報などの情報が掲載されています。
ブランディングサイト
一方でブランディングサイトは、ユーザーのロイヤリティを高めるのを目的としたサイトになります。様々な用途で用いられますが、全体的にビジュアルを多く使用し、ブランドのイメージを感覚的に伝えることを重視したものが多いです。
しっかり目的を定める
現存するブランディングサイトの中には明確な目的を持たないものも存在しています。単に広告の延長として商品情報やブランドイメージを伝えるだけのサイトでは、具体的なブランドの課題に応えることはできません。
1.ブランドの存在認知(知ってほしい)
情報拡散力のあるWebサイトでは、ブランドそのものの認知も大切な役割の一つです。まずブランド自体を多くの人に知ってもらうことが目的の場合、サイトを訪れた瞬間にブランドの名前やイメージが伝わることが重要ですね。
2.ブランドへの理解(詳しく知ってほしい)
例えば、少し高価な買い物の場合、ユーザーはブランドのイメージだけではなくより確かな情報を比較した上で検討します。そんなユーザーに対し、より深い情報を提供し信頼性や安心感、優位性を感じてもらうことでリピーターの獲得にもつながります。
3.商品・サービスの購入促進(買ってほしい)
実際に商品やサービスの購入まで誘導したい場合、訪れたユーザーの購入意欲に火をつけるコンテンツを充実させると効果的です。例えば、簡単な質問に回答するだけで自分に適した商品が分かる診断コンテンツや、実際に購入したユーザーの声が聞ける購入レビューなど具体的に商品を薦められるとついつい購入してしまいます。
最後に
今回はブランディングサイトの目的として大まかに3つあげましたが、ブランドはそれぞれ具体的な課題を持っており、それによってブランディングサイトのデザインやコンテンツを変えていく必要があります。ブランディングサイトはブランドごとの雰囲気やイメージが重視され、ユーザー視点が欠けがちなので、しっかり目的に立ち返りブランドの課題解決へと導くサイトにしていきたいですね。
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