アイキャッチ画像の意味と重要性
ぱっと目につく魅力的なアイキャッチ画像は、ブログのアクセスアップに欠かせません。訴求力の高いアイキャッチ画像を設置することによって、ユーザーがコンテンツを閲覧してくれる可能性が高くなるからです。
しかし、アイキャッチ画像というものがどのようなものか、今ひとつ知らないという方もいるでしょう。そこで今回は、アイキャッチ画像とはいったいどのようなものなのか、その概要や設置効果についてわかりやすく解説していきます。
目次
アイキャッチ画像とは
アイキャッチ画像とは、ブログなどの記事コンテンツを運用しているWebサイトでユーザーの目を惹きつけるために配置される画像のことです。サイト内の記事一覧ページなどにタイトルとあわせて表示されていることが多く、コンテンツの内容を表現するために利用され、読者の関心を高め、コンテンツをより魅力的に見せるために使われます。
アイキャッチ画像は、SNSなどでWebページがシェアされた時にも表示されますが、SNSでの表示に最適化するにはOGP画像として設定するのがベストです。OGP画像について詳しく知らないという方は、下記の記事をご参照ください。
OGP画像の役割と作り方
https://www.weblab.co.jp/blog/staff/design/10520.html
アイキャッチ画像の効果1:ユーザビリティの向上
アイキャッチ画像が無く、記事タイトルなどの文字だけの情報ではどの記事に自分が求めている情報があるか、もしくは興味のある内容かを判断することに時間と労力を要することになります。
人間の目は視覚的な情報に敏感であり、アイキャッチ画像があることでコンテンツの存在感が高まります。また、アイキャッチ画像には、コンテンツの内容やテーマを表現するイメージやキャッチコピーが入っていることが多く、それがクリックのきっかけになることがあります。
画像に記事の内容が想像できるような文言や画像を入れることによって、ユーザーが求めている情報を負担なく見つけやすくなり、サイトの使いやすさ(ユーザビリティ)を向上できます。
アイキャッチ画像の効果2:PV(ページビュー)数が増える
前述したように、アイキャッチ画像によってユーザーが興味のある記事を見つけやすくなると、関連記事のリンクなどから他のページも見てもらいやすくなります。つまり、アイキャッチ画像が魅力的で興味を引く場合、ページを訪れた読者が何ページも続けてコンテンツを読み進める可能性が高まるということです。
その結果、ブログサイトの回遊性が向上することによってPV数やサイトの滞在時間の増加も期待できます。
アイキャッチ画像の効果3:SNSからの流入を増やせる
記事がSNSでシェアされたときにアイキャッチ画像(またはOGP画像)も一緒にタイムラインに表示されます。流し見やながら見をしているユーザーが多いSNSだからこそ、文字よりも画像の方が目に留まりやすくなります。
そのため、膨大な情報に埋もれて「スルー」されてしまわないためにもアイキャッチ画像は欠かせません。よりSNSでの拡散を重要視するサイトであればOGP画像を作成してSNSごとに最適な表示がされるようにすることも大切です。
アイキャッチ画像とSEOの関係
アイキャッチ画像を適切に設定することはSEOにおいても有効です。
たとえば、サイトの要約情報が表示されるリッチスニペットに画像を設定することで検索結果に画像を表示することができます。ユーザーが検索結果の画面からどのページを閲覧するか判断する際、画像のあり・なしだけでも目に留まる確率が変わります。
また、画像検索での流入を増やすためにもアイキャッチ画像は有効です。下のような検索結果画面に内容を適切に表現した画像を表示することができればよりユーザーが求めている情報を見つけやすくなります。
このように、リッチスニペットへの表示や画像検索への対応によって、検索からのアクセスを増やすことが期待できます。
効果的なアイキャッチ画像とは
アイキャッチ画像を設置する場合は、次のポイントを意識してみましょう。
- 簡潔なコピーを記述する(詰め込みすぎない・わかりやすい)
- 文字と画像のバランスを考える(記事の内容に即した画像の選定、文字を引き立てる画像の配置や装飾などのデザイン)
- 正しいサイズ設定で行う(各SNSでの表示に対応する縦横比、トリミングされてしまうエリアも考慮する)
無料で画像編集やデザインができるツールもありますが、ある程度のクオリティを確保するためにはプロのデザイナーに依頼するのがベストです。
まとめ
ブログのアイキャッチ画像が最大限に効果を発揮するためには、記事本文が有益で魅力的であることが大前提です。どんなに訴求力の強い画像で記事へ誘導できたとしても、内容が伴っていなければユーザーをがっかりさせてしまいます。
当然、SNSで共有したりサイト内を回遊して他の記事を読んだりする気にはなりません。あくまで優先度は「記事>アイキャッチ画像」であることを忘れず、バランスの取れた運用をしていきましょう。
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