SNSマーケティングについて 「知ること」と「やること」
2021.10.21 Posted by hosobuchi.m
近年、InstagramやYouTubeなどのSNSを通じて、Webマーケティングの仕組みが大きくかわりつつあります。SNSマーケティングは、商品やサービスを売っていくにあたって、認知を広げる方法としても非常に効果的であることは理解しても、なかなか着手しづらいと思っているのではないでしょうか。
今回は、SNSマーケティングの重要性を学び、第一に着手することをわかりやすく解説していきます。
目次
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを通じて、利用者と双方的なコミュニケーションを行いながら、自社商品やサービスの認知を広げ、ファンを増やし、販売を繋げていくマーケティング手法をいいます。
多くの人が使っているSNSですが、その利用者数は年々増えています。そのため、企業においてそのSNSをマーケティングを利用することはとても重要なことです。
SNSの利用者数・利用者動向
まずは、SNSの利用者数について、年々増加傾にあり、2020年末にSNSの利用者数は7,975万人に到達することがわかります。2020年の増加数は、189万人と推測されており、1ヵ月で計算すると約16万人も利用者が増えていると考えられます。(ICT総研のデータを参照)
出典:ICT総研「2020年度 SNS利用動向に関する調査」
国内で人気のある代表的なSNSは、Line、Twitter、Instagram、Facebookなどがありますが、中でもLineは、知り合いとのコミュニケーションツールとして利用者が多く他のSNSと比べて拡散性が小さいものの、利用者との距離が近く、比較的、成果に繋がりやすいというのが特徴です。
「Instagramは10代から20代の女性の利用率が突出して高い(※)」「Twitterはニュースや話題を情報収集するために利用(※)」など、それぞれ利用者の特性や使い方については、違いがありますので、自社の商品やサービスにあったSNS選びが大切です。
※ NTTドコモ モバイル社会研究所「モバイル社会白書2021」参考
SNSマーケティングの特徴・できること
SNSマーケティングの大きな特徴は、無料で施策を展開できることです。利用者の関心の高いコンテンツを提供できれば、自然と拡散されて、商品やサービスの認知が広がっていきます。
また、リツイート数から利用者の反応を把握するのはもちろん、直接メッセージを受け取ることで、お客様がどのようなことを感じているのか、双方的なコミュニケーションから知ることができます。
SNSマーケティングを自社の販売手法として上手く取り入れることができれば、さまざまなファネルのユーザーに自由にアプローチできます。たとえば、情報収集をしているユーザーには、関心を寄せやすい情報を提供したり、商品やサービスの使用感を知りたいユーザーには、動画や画像で具体的な使用感を伝えたりできます。
SNSマーケティングを始めるなら、基本の「き」
ゼロからSNSマーケティングを始めたいのなら、まずは、基本をしっかり作りましょう。
SNSマーケティングを通してWEBサイトの認知を上げるためには、Webサイト制作時、いったい何をしておけばよいのか。
アカウントを作成する
SNSのアカウントを所有されていないのであれば、まずアカウントを作成し、Webサイトとの相互リンクをしておきましょう。
WebサイトとSNSを相互リンクさせ、情報を拡散してもらいやすくします。そして各アカウントにどのような個性を持たせるか、WEBサイトとビジュアルを統一し、ブランディングを強化するのか、独立した個性を持たせ、オリジナルのコンテンツを配信していくのか。
どのようなアカウントを作成し育てていくのか、コミュニケーションを取りたいユーザー像を想像しながら企画を練りましょう。
OGPの設定をする
SNSマーケティングでは、OGPの設定が非常に大切です。なぜなら、SNS上でどのような情報を公開するのか、表示の仕方を工夫できるからです。OGPの詳細については、下記の記事を参考にしてください。
「OGPの設定、忘れていませんか?5分で出来るSNS対策」
「GP画像の役割と作り方」
Webコンテンツにシェアボタンを設置する
自社で作成したコンテンツのシェア率を上げるには、わかりやすくシェアボタンを設置しておく必要があります。シェアボタンがあれば、WEBサイト上に掲載された記事やニュースについて、関心の高いものを自然とシェアしてもらいやすくなるため、拡散率を上げるためにも大切な仕組みです。
まとめ
サイトを制作するだけだとなかなか誰かの目に留まることはありません。そのため、認知拡散の方法として検索エンジンへの最適化(SEO対策)と並んで、SNSマーケティングにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
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