リアルタイム検索をWebマーケティングに活用しよう
2023.10.05 Posted by endo.a
リアルタイム検索を利用すれば、ユーザーが今1番知りたいと思っている関心の高い情報や出来事について、最新情報をリサーチできます。世の中のトレンドに合わせて施策を展開するWebマーケターは、正しいリアルタイム検索の使い方を知ることで、ユーザーの要望に合わせたマーケティングを実施できます。
そこで今回は、リアルタイム検索とはいったいどのようなものなのか、具体的な使い方やWebマーケティングへの有効利用方法についてわかりやすく解説していきます。
目次
リアルタイム検索とは
リアルタイム検索とは、今、どのようなキーワードや情報が検索されているのかリアルタイムでチェックできる機能のことです。最新情報を入手する方法としてはX(旧Twitter)やFacebookなどのSNSを思い浮かべる方も多いかと思いますが、Yahoo!とGoogleでもそれぞれリアルタイム検索のサービスを提供しています。
リアルタイム検索を使うことで、最新のニュースや話題をいち早く知ることができるのはもちろん、その情報がどれくらいの期間でどの程度検索されているのか、どういったエリアで検索されているのかがわかります。
他にも、災害などの緊急時の情報収集にも役立ちます。多くの人は、リアルタイム検索を次のような目的で使っています。
- 最新のニュースや話題をチェックする
- イベントやライブの最新情報をチェックする
- スポーツの試合結果や試合中の状況をチェックする
- 災害や事故の最新情報をチェックする
- 商品やサービスに関する最新情報をチェックする
- 芸能人の最新情報をチェックする
- トレンドをチェックする
これからリアルタイム情報をどのように使いこなすか、またWebマーケティングやWebサイトの運営に有効利用する方法についてご紹介します。
Yahoo!リアルタイム検索の使い方
Yahoo!リアルタイム検索は、「Yahoo!リアルタイム検索( https://search.yahoo.co.jp/realtime )」のページで誰でも使えます。Yahoo!リアルタイム検索は、X(旧Twitter)の投稿内容をベースに、注目されているキーワードやトピックスなどを抽出して表示しています。そのため、SNS上でどういった情報が話題となりやすいのか、面白い画像や関心の高い動画についてチェックできます。
トップページで急上昇ワードや人気ツイートを見られるほか、任意のキーワードでリアルタイムの投稿を一覧表示させることもできます。Yahoo!リアルタイム検索は、スマホアプリも公開されており、アプリ1つで「世の中のトレンド」や「Twitter検索」、「テレビの話題」をすぐに検索できます。
Googleトレンドの使い方
Googleトレンドのリアルタイム検索は、「Googleトレンド( https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP )」のページで誰でも使えます。Googleでの検索動向を元に、注目されているキーワードやトピックスなどを簡単に表示できるため、キーワードプランナーと併用することでWeb広告の最適化にも役立てられます。実際に、Googleトレンドでは、次のことができます。
- 過去から現在までの特定キーワードの検索推移をチェックできる
- 特定の検索キーワードを使っているユーザーが利用している別キーワードに関する情報をチェックできる
- 急上昇中の人気のトピックをチェックできる
Googleトレンドでは、検索期間はもちろん、地域についての指定が可能なため、より詳しく調べたい場合に、積極的に使っていきましょう。
SNSでのリアルタイム検索の仕方
Xについて話題になっている情報をリアルタイム検索する場合は、Yahoo!リアルタイム検索を利用しましょう。Yahoo!リアルタイム検索なら、話題になったツイートの期間ごとの推移や感情の変化、どういったキーワードが話題となっているのかをチェックできます。
他のSNSについては、ハッシュタグや各SNS内の検索窓で直接検索することで、リアルタイム検索が可能となります。SNSによって多少検索の仕方に違いはありますが、「おすすめ」「トレンド」「ニュース」「エンターテイメント」など、それぞれの項目に合わせて、情報をチェックできます。
リアルタイム検索をWebマーケティングにどう活かすか
リアルタイム検索は、Webマーケティングにおいて、ユーザーのニーズやトレンドをリアルタイムに把握するために役立ちます。具体的には、次の3つの方法で有効利用できます。
検索ニーズに合わせたコンテンツを作成する
リアルタイム検索の情報を使えば、特定のキーワードの人気や検索トレンドを調査することができます。Webマーケティングにおいて、ユーザーが関心を持っているトピックやキーワードを把握し、それに基づいてコンテンツ設計ができるため、ユーザーの検索ニーズに応じたコンテンツを作成できます。
たとえば、最新のニュースや話題に関するコンテンツを作成すれば、SNS上でユーザーに関心をもってもらいやすく、リツイートやお気に入りなどのアクションを起こしてもらいやすくなるでしょう。
Web広告の最適化
Googleトレンドは、特定のキーワードの人気度や検索ボリュームの変動を示します。リアルタイム検索を行って、そのキーワードの人気が高まる傾向にある場合、特定のキーワードを含めた広告キャンペーンを実施することで、より多くのユーザーにリーチできます。
また、特定のキーワードと関連する他のキーワードのトレンドも表示するため、関連キーワードを見つけて、広告キャンペーンの対象を広げることもできます。他にも、特定の地域での人気キーワードがわかれば、広告予算を無駄にすることなく、特定のエリアに広告配信ができます。
季節性の把握
特定のキーワードやトピックの検索トレンドの変化を追跡することで、季節やイベントに応じたキャンペーンやプロモーションの計画を立てることができます。たとえば、春の引っ越しシーズンには、新しい暮らしを応援するようなキャンペーンが話題となりやすいため、それに合わせたコンテンツや広告を展開することで、自社サービスの認知を広げやすくなります。
まとめ
会社でWebマーケティングを展開している方は、今すぐにリアルタイム検索を使って、どういったキーワードが話題となりやすいのか、その傾向を探っていきましょう。トレンドで話題となったキーワードに沿ってコンテンツを作成することで、自社サイトに多くのアクセスを呼べる可能性が高くなります。
リアルタイム検索の情報はすべて無料でチェックできますので、コンテンツマーケティングはもちろん、広告運用の見直しにもお役立てください。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
2024.07.24
2024.01.25
2023.12.07