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Webマーケティングに役立つ「行動心理学」5選

2023.11.22 Posted by

Webマーケティングにおいて、行動心理学を勉強しておくと、顧客の心理を理解してサービスを提供するのに役に立ちます。しかし、行動心理学を学んでおくと便利だと知っていても、たくさんあってどれから学べばよいかわからないと思っていないでしょうか。

 

今回は、Webマーケティングに役立つものを中心に、5つの行動心理学の概要と役立つ例をわかりやすくご紹介します。

ザイオンス効果

ザイオンス効果とは、何度も接触を繰り返すことで、興味や好意を持つようになる心理学的効果をいいます。これは、単純接触効果とも呼ばれます。

 

Web広告

Web広告を繰り返し表示することで、ユーザーに商品やサービスの認知度を高め、興味や好意を持ってもらうことができます。ある商品のWeb広告を毎日のように目にしていると、その商品が気になってくることがあります。これはザイオンス効果によって気になっています。

 

メルマガ

メルマガを定期的に配信すると、ユーザーと継続的な接触機会が作られ、親近感や信頼感が増します。ある企業のメルマガを定期的に受信していると、その企業のファンになって、商品やサービスを購入したくなってくることがあります。これはザイオンス効果によるものです。

 

SNS

SNSを利用してユーザーとのコミュニケーションを図ることで、ユーザーとの関係性を深め、商品やサービスに対する好感度を高めることができます。ある企業のSNSアカウントをフォローしていると、その企業の最新情報やキャンペーン情報が何度も通知されて、気づいたら欲しいと思ってしまう状態となります。これはザイオンス効果によって欲しくなっています。

 

ザイオンス効果は、接触回数を増やすことで効果を発揮します。しかし、接触回数を過剰に増やすと、逆に嫌悪感を抱かれてしまうこともあります。そのため、適切な接触回数を把握することが重要です。

 

ウィンザー効果

ウィンザー効果とは、当事者よりも第三者が発信した情報のほうが信頼されやすいという心理効果です。

 

口コミやレビュー

商品やサービスの口コミやレビューを掲載することで、ユーザーに第三者の客観的な意見を届けることができます。これにより、ユーザーの購買意欲を高めることができます。ある商品の口コミやレビューで「とても使いやすい」という評価が複数見られると、その商品に対する信頼度が高まります。これはウィンザー効果によるものです。

 

インフルエンサーマーケティング

あるインフルエンサーが、ある商品を「とても気に入った」とSNSで発信すると、その商品に対する購買意欲が高まります。これもウィンザー効果によるものです。

 

ウィンザー効果は、第三者の意見が信頼できるものであるかどうかが重要です。また、第三者の意見が偏ったものである場合、逆効果になることもあります。

決定回避(選択回避)の法則

決定回避(選択回避)の法則とは、選択肢が多すぎると、その中から1つを選ぶことを避けてしまう心理現象のことです。

 

似たような商品が多い

似たような商品をたくさん用意すると、ユーザーはどの商品を選ぶべきか迷ってしまい、結局何も買わないという可能性があります。そのため、似たような商品は1つに限定するか、差別化を図って選択肢を減らす必要があります。

 

選択肢が多すぎる

選択肢が多すぎると、ユーザーは各商品を比較検討するのが面倒になり、結局何も買わないという可能性があります。そのため、選択肢を適度に減らし、ユーザーが簡単に比較検討できるようにすることが重要です。

 

決定回避(選択回避)の法則は、選択肢が多すぎることが原因で発生します。そのため、選択肢を適度に減らすことで、この法則の影響を抑えることができます。

松竹梅の法則

松竹梅の法則とは、商品やサービスの料金を3段階に分けて提示した際に、顧客は真ん中の選択肢を選びやすいという法則です。

 

ECショップの商品設定

ECショップでは、商品の価格帯を3段階に分けて設定することで、購入率を高めることができます。具体的には、以下のような設定が考えられます。

 

  • 松:高級品
  • 竹:中級品
  • 梅:低級品

 

松は、高品質で高価格の商品です。竹は、松よりは低品質ですが、それでも十分な品質と機能を備えた商品です。梅は、松や竹に比べて品質や機能が劣りますが、それでもリーズナブルな価格で購入できる商品です。

 

この設定により、ユーザーは「松は高すぎる」「梅は品質が心配」というように、極端な選択肢を避けることができます。そのため、真ん中の竹を選ぶ可能性が高くなります

ヴェブレン効果

ヴェブレン効果とは、商品の価格が高いほど、需要が増加するという効果です。これは、高価な商品を所有することで、周囲から注目や羨望の目を向けられたいという自己顕示欲が働くためと考えられています。

 

SNS映え

SNS映えする商品やサービスは、その商品やサービスを所有することで、SNS上で注目や羨望の目を向けられるため、需要が高まります。

 

バズ

バズマーケティングは、話題性のある商品やサービスをSNSで拡散させることで、多くの人から注目を集め、需要を高めるマーケティング手法です。

 

ヴェブレン効果は、あくまでも心理効果であるため、必ずしもすべての商品やサービスで効果を発揮するとは限りません。また、ヴェブレン効果を過度に利用すると、逆効果になる可能性もあります。

まとめ

Webマーケティングでは、ユーザーの興味や関心を引き出し、購買意欲を高めることが重要です。行動心理学を理解することで、ユーザーの心理を把握し、より効果的なマーケティング施策を実行できます。ぜひ、紹介した行動心理学を役立てて、webマーケティングによる効果を最大化していきましょう。

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