【基本編】Instagramで広告を出そう
2023.12.07 Posted by endo.a
今よりも効果的に広告運用をしたいと思っているのなら、Instagramで広告出稿してみませんか。Instagramは、画像や動画をユーザーに共有しやすい媒体なので、アプローチの仕方を学ぶことで自社の商品やサービスの認知を効率良く広げることができます。
今回は、Instagramで広告を出したいと思っている方に向けて、広告の種類や運用方法など、基本的なことについてわかりやすく解説していきます。
目次
Instagram広告のメリット
Instagram広告のメリットは、次の3つのとおりです。
Webサイトへの集客ができる
Instagram広告では、広告のリンク先をWebサイトに設定することができます。そのため、InstagramのユーザーをWebサイトに誘導し、商品やサービスの購入、資料請求、会員登録などのアクションを促すことができます。
ターゲティングの精度が高い
Instagram広告では、ユーザーの年齢、性別、居住地、興味関心などに基づいてターゲティングすることができます。そのため、自社の商品やサービスに興味を持ちそうなユーザーにピンポイントで広告を配信することができます。
女性や若いユーザーが多い
Instagramのユーザーの多くが女性であり、そのうちの約60%が20代の女性です。そのため、女性や若い世代のユーザーをターゲットとしたマーケティングに効果的です。
Instagram広告の種類
Instagram広告は、大きく分けて次の7種類があります。
ストーリーズ広告
ユーザーのタイムラインに表示される「ストーリーズ」に配信される広告です。ストーリーズは、24時間で消える投稿形式のため、ユーザーの注目を集めやすいのが特徴です。
フィード広告
ユーザーのタイムラインに表示される「フィード」に配信される広告です。フィードは、ユーザーが頻繁に目にする場所であるため、認知拡大に効果的です。
動画広告
映像や音を使用し、ユーザーに動画形式で配信される広告です。15秒から60秒の動画で、商品やサービスの特徴や魅力をよりダイナミックに伝えることができます。一般的に企業イメージを伝えやすい広告配信形式なので、認知目的で利用されるケースが多いです。
また、動画の視聴履歴に基づいて特定広告を配信する機能もついているため、特定の目的を有するユーザーをピンポイントで集客することも得意です。
カルーセル広告
1つの広告枠に複数の画像や動画を掲載できる広告です。商品やサービスのバリエーションを提示したり、ストーリーを展開したりするのに効果的です。ユーザーは指をスワイプすることで複数のコンテンツを見ることができます。使い方によっては、広告のクリック率を大幅に改善できます。
コレクション広告
関連性のある商品やサービスをまとめて掲載できる広告です。メインビジュアルの動画を中心に4枚の商品画像を組み合わせることができます。動画でユーザーの興味関心を喚起し、高速で表示される最大50アイテムの商品画像で購買意欲を高められます。
発見タブ広告
ユーザーが興味のあるコンテンツを探すための「発見タブ」に配信される広告です。ユーザーの検索結果に基づいて配信されるため、興味関心の強いユーザーにリーチしやすいのが特徴です。
発見タブ広告といっても、発見タブ内に直接広告表示が行われるわけではありません。発見タブ内にある投稿をタップし、投稿内容を閲覧している最中に表示される仕組みとなっています。
Instagram広告の運用方法
Instagram広告の広告出稿までの方法はInstagramのプロアカウントから作成する方法と、Meta広告マネージャで広告キャンペーンを作成する方法と、Facebookページから広告を作成する方法の3つがあります。
すでにFacebook のアカウントを保持・運用している場合はFacebookページから広告を作成するのがスムーズでしょう。手順は次のとおりです。
- ステップ1:Facebookページにアクセスし、ビジネスマネージャーアカウントを作成する。
- ステップ2:FacebookページとInstagramアカウントを連携する。
- ステップ3:フォーマットに合わせて広告クリエイティブを準備する。
- ステップ4:広告マネージャーからキャンペーンを作成する。
- ステップ5:広告クリエイティブを広告出稿する。
- ステップ6:支払い設定を完了する。
- ステップ7:広告の掲載を開始する。
これらの7つの手順通りに進めれば、Instagram広告を出稿できます。公開前には、しっかりと誤字脱字がないかチェックしましょう。
Instagram広告の費用
Instagram広告の課金形式は、以下の4種類があります。
- CPM:1,000回表示あたりの費用
- CPC:1クリックあたりの費用
- CPI:1インストールあたりの費用
- CPV:再生時間あたりの費用
Instagram広告の最低出稿費用は、1日あたり100円です。ただし、成果を出すためには、最低でも月間5万円程度の予算が必要だとされています。各課金形式の費用相場は、以下のとおりです。
CPM:500円〜1,000円/1,000回表示
CPC:50円〜100円/1クリック
CPI:100円〜200円/1インストール
CPV:4円〜8円/1再生
なお、これらの費用相場はあくまでも目安であり、実際の費用は、広告のターゲティングやクリエイティブ、市場状況などによって変動します。
Instagram広告バナーのサイズ・規格
Instagramの広告バナーの画像サイズには、次のような推奨サイズとよばれるものがあります。
画像の形状とアスペクト比(横×縦) 最小解像度(単位:px) 最大解像度(単位:px)
正方形(1:1) 600 x 500 1,936 x 1,936
横型(1.91:1) 600 x 315 1,936 x 1,936
縦型(4:5) 600 x 750 1,936 x 1,936
縦型(9:16) 600 x 1,067 1,936 x 1,936
参照:Instagramフィード広告のデザイン要件
https://www.facebook.com/business/help/430958953753149?id=1997185213680277
Instagram広告のデザインについては、実際に他社が掲載している広告を見られるライブラリも公開されています。業種やキーワードなどで絞り込んで閲覧することもできるので、ぜひチェックして競合分析に活かしましょう。
今ひとつ結果につながっていない場合は、次のポイントを意識しておくと効果的な広告デザインへと変えられます。
- 画像や動画は、商品やサービスの魅力が伝わるようなものを使用する。
- メッセージは、簡潔でわかりやすく、ユーザーの興味を引くような内容を記載する。
- CTAはユーザーがアクションを起こしやすいように、わかりやすく記載する。
まとめ
Instagram広告は、Webサイトへの集客方法として非常に有益な媒体です。最初は、わからないことも多いと思いますが、解決策についてはすでに多くの情報が公開されています。また、他社の情報を参考にしやすい環境も整っているため、ひとつずつ着実に進めていきましょう。
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