ECショップのファン作りにとって包装は大事な要素
2009.01.26 Posted by 山浦 仁
http://www.tsuchiya-kaban.jp/shop/A184/pVy1BSMvx/syoinfo/218
実は、ここで買い物をするのは3回目です。
1回目は自分の長財布。
2回目は娘のランドセル。
職人さんの手作りなので、値段は安くはないです。でも、大量生産の製品では味わえない良さがあり、愛着を持って長く付き合えるので、決して高いとは思いません。
土屋鞄は、そういった自社のファンの気持ちを本当に理解しているのでしょう。
これらを読んでいると、欲しいという気持ちが強くなり、多少の値段はあまり気にならなくなってきます。
また、購入者やメルマガ登録者には、結構頻繁にかなり作りこまれたメルマガが届きます。
Webショップのお手本のようなWebサイトです。
http://www.tsuchiya-kaban.jp/
当社も、こういうECショップを作らなければなりません。
さて、今日ご紹介したいのは、そういった表に見える部分ではありません。
冒頭でお話しした通り、マウスパッドを購入したのですが、その包装のお話です。
まず、こんな段ボール箱で届きます。ここまでは、普通です。
段ボール箱をあけると、綺麗な化粧箱が入っています。いきなり商品ではありません。
化粧箱を開けると、不織布につつまれたマウスパッドが現れます。
化粧箱には、「ヌメ革製マウスパッド ご使用上の注意」というメモ書きが同封されています。
ダンボール箱には、化粧箱と一緒に「返送についてのご案内」と「ああ、素晴らしき革ライフ」という小冊子が入っています
この小冊子の中身はというと、革にはどんな種類があるのか、どういう風にメンテナンスするのが良いのか、雨に濡れたらどうしたら良いかといったことが分かりやすく書かれています。
マウスパッドにこれだけのものが入っているのです。
これはここで初めて長財布を買ったときも同じでした。
娘のランドセルの時は、もっといろいろと入っていた記憶があります。
こういったものは、作り手の「長く愛着を持って使って欲しい」というメッセージを強く感じます。
受け取った方も、「良いものを買えて良かった。大事に使おう」と思うし、何か革製品を買うときは、またここで買おうと思ってしまうんです。
商品が届く瞬間、それはECショップにとってとても大切なブランディングポイントなのだと、改めて思い起こされたのでした。
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