スタッフブログ

デジタルの中のアナログ

2011.05.30 Posted by

こんにちは。制作の小沢です。

以前からカメラが趣味だったのですが、ここのところフィルムカメラでの撮影にはまっています。

それまではいわゆる最新のデジタルカメラを使っていたので、はじめは失敗も多く、なかなか使いこなせなかったのですが、今ではすっかり手に馴染むようになり、デジタルカメラでは何か物足りない感じがするようにまでなってしまいました (^_^;)

便利か、簡単か、キレイか。そういうところではない、フィルムでしか感じられない「感触」や「味」を楽しんでいます。

「デジタル」か「アナログ」か。
本当に様々な分野で言われていることだと思います。

ホームページ制作会社というと、まさにデジタルの最先端、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、要所要所でアナログな方法、アナログな考え方は欠かせないものとなっています。

例えば、ホームページの企画を練ったり、ページの設計・レイアウト構成を考えたりする時などは、一旦パソコンから手を離し、紙とペンを持ってイメージを膨らますようにしています。

手間はかかりますが、書いたり消したりを繰り返していくことで、パソコンと向き合っているだけでは思い浮かばないようなアイデアがふと沸いて出てきたりするのです。

※手書きで書かれたホームページの設計書。見ているだけでわくわくします。
25 Examples of Wireframes and Mockups Sketches
http://inspirationfeed.com/2011/02/25-examples-of-wireframes-and-mockups-sketches/

ホームページの中にもアナログ「感」は存在します。

手書きの文字やイラストがあると何かホっとするような、温かなイメージを感じることが出来ますし、お客様からのお手紙やアンケートがそのまま掲載されていると、テキストを書き起こしたものでは表現の出来ない説得力が生まれます。

パソコンという、デジタル機器の代表格のようなものの中でそういったものが表現されていることで、余計にそう感じられるのかもしれません。

※弊社にて制作した『エムズデザインリフォーム』様のホームページです。
手書きの文字やイラストを適宜配置し、「施工事例」や「お客様の声」には、お客様からのお手紙などをそのまま使用しています。
http://www.mscp.jp/
http://www.mscp.jp/about/

様々なものがデジタル化され、便利になっていくという流れは今後も変わらないと思いますが、その中でアナログの良さ、大切さは必ず残っていくと思います。

ホームページ制作という世界に身を置く立場だからこそ、ホームページ上の表現はもちろんのこと、何か顧客へのサービスとして、アナログ的な、喜ばれる付加価値を見出していければと思っています。

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