Chrome更新は絶対にするべき?しないとどうなる?
2023.12.21 Posted by takahashi.r
普段、Chromeのブラウザを使用していると更新の催促が表示されたり、更新頻度が多いことに気になっていませんか。何か表示されるたびに、必ず更新しないといけないのか判断に迷っている方もいるでしょう。
今回は、Chrome更新は絶対にするべきなのか、更新しないとどうなってしまうのかについてわかりやすく解説していきます。
使用中のChromeが最新版かどうか確認する方法
まずは、使用中のChromeが最新版なのかWebサイト上で確認するための方法をご説明します。下記の手順に沿って操作してみましょう。
- ステップ1:Google Chromeを起動する。
- ステップ2:画面右上の縦型の3つの点をクリックする。
- ステップ3:「ヘルプ」を選び、「Google Chromeについて」をクリックする。
- ステップ4:表示されているバージョンを確認する。
- ステップ5:表示されているバージョンが最新版ではない場合、「Google Chromeを更新」をクリックすると自動的に最新版へとアップデートされます。
- ステップ6:最後に「再起動」をクリックすると最新版への変更が完了します。
最新版でない場合は、上記の手順に沿って最新版に変更しておきましょう。
Chromeを更新しないとなぜいけないのか
Chromeは、世界で最も利用されているWebブラウザであり、その人気ゆえに、悪意のあるハッカーの標的になりやすいという側面があります。ハッカーは、Chromeの脆弱性を悪用して、ユーザーのパソコンやスマートフォンに不正アクセスしたり、個人情報を盗んだりしようとします。
Chromeのアップデートには、セキュリティ上の脆弱性に対する修正が含まれていることがほとんどです。そのため、Chromeを最新バージョンに更新しておくことで、これらの脆弱性に対する対策を施し、セキュリティリスクを低減することができます。具体的には、Chromeのアップデートには、以下の内容が含まれることがあります。
- セキュリティ上の脆弱性に対する修正
- バグの修正
- パフォーマンスの改善
- 機能の追加
セキュリティ上の脆弱性に対する修正は、Chromeを最新バージョンに更新する最も重要な理由です。脆弱性に対する修正が適用されていないChromeを使用していると、ハッカーに不正アクセスされたり、個人情報が盗まれたりするリスクが高まります。
また、バグの修正やパフォーマンスの改善も、Chromeの使い勝手を向上させるために重要なアップデート内容です。バグが修正されることで、Chromeの動作が安定し、より快適に使用できるようになります。また、パフォーマンスが改善されることで、Webページの表示速度が速くなり、よりスムーズにWebブラウジングを楽しむことができます。
他にも、新しい機能が追加されることで、Chromeの使い勝手が向上し、今までよりも便利にWebブラウジングを楽しむことができるようになります。これはユーザーの新しい検索体験につながります。
このように、Chromeのアップデートには、セキュリティ対策や使い勝手の向上など、さまざまなメリットがあります。そのため、Chromeを最新バージョンに更新しておくことは、セキュリティ対策の観点からも、利便性の向上の観点からも非常に重要です。
Chrome更新は基本的に自動更新が推奨されています。自動更新を有効にしておくと、Chromeは自動的に最新バージョンに更新されます。そのため、ユーザーが手動で更新を行う必要がなく、セキュリティリスクを低減することができます。
Chrome更新時の注意点
Chromeの自動更新を停止していなければ基本的に問題はありませんが、手動更新で設定している場合は注意が必要です。世の中には、偽ブラウザを使って嘘の更新催促を行い、悪質なマルウェアのインストールを誘導する事例が発生しています。
マルウェアとは、コンピューターやその利用者に対して被害をもたらすことを目的とした、悪意のあるソフトウェアのことです。
「最新版のChromeへ更新してください」という表示に、多くの人は何も疑いをもちません。安易にクリックすると、それがマルウェアインストールの窓口になっていることがあります。
しかし、そのアップデートが安全なのか、悪質な誘導なのかについては、簡単には判断が難しいでしょう。安全だと判断しても、リスクはゼロではありません。このようなリスクも考えて、自動更新で安全にをChromeを利用しましょう。この方法なら安全性の管理に何の手間も発生しません。
まとめ
Chrome更新は絶対にするべきなのかについては、Webサイト上の安全性や操作性の観点からするべきであると断言できます。そもそも、更新の督促を受けとっている場合は、手動での管理となっている可能性が高いため、早めに自動更新への設定に変更しましょう。一度、自動更新設定してしまえば、今後アップデートの督促が来ることはないでしょう。
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