もう始めてますか?今注目のSNS「マストドン」
SNSといえばFacebook・twitter・Instagramが定番ですが、どれもマンネリ化してきて、最近はあんまり投稿しなくなってきたなー、なんて方も多いかもしれません。
Facebookを見ればだいたい投稿する人は決まっていて、twitterは自らツイートすることもなく、ただひたすらお気に入りのアカウントを流し読み。
Instagramはアップする写真がない…
そんなちょっとマンネリ気味のSNSに、ここにきて新風を巻き起こす新世代SNSが登場したのです。
その名も「マストドン」。
今回は新しいSNS「マストドン」が今なぜ注目されているのか、徹底的に説明します!
マストドンの特長
マストドンは、twitterに似ていると言われています。
その理由は、ツイートとリツイート、フォローといったtwitterにあるのと似た機能がついているからですね。
でもtwitterとは異なる点がいくつもあります。
インスタンスから構成
インスタンスって何?という話ですが、インスタンスとはマストドンを構成するサーバです。マストドンには独立したインスタンスがいくつもあり、それぞれにユーザーが登録を行います。
インスタンスは個人でも作れますし、企業が持つことも可能です。
たとえばこちらのインスタンス。
「friends.nico」
2020年5月12日追記:※friends.nicoはサービスを終了しました。
これはニコニコ動画のドワンゴ社の公式インスタンスです。
このようにインスタンス単位で、趣味や嗜好などで色分けされていて、それぞれに登録ユーザー数が違うのが特徴です。
前述したドワンゴのインスタンスは、ニコニコ動画ユーザーが多く集まり、メッセージのやりとりなどを行っています。
twitterやほかのSNSは、一つのサーバにすべてのユーザーが登録を行う点で、マストドンとは異なります。加えてユーザー管理や規約などをすべてSNSの運営側が行うのに対し、マストドンはインスタンス単位で管理や規約などを決めることができます。その意味で運営や管理上は独立しています。まさに独立国家共同体マストドン。
インスタンス以外のフォローや投稿など
ユーザーはほかのインスタンスにいるユーザーをフォロー(リモートフォロー)できます。またメンションしたい場合は「@ユーザーID@インスタンス名」で可能になります。自分がいるインスタンス以外のユーザーをフォローできるわけですね。
ちなみにマストドンではツイートのことを「トゥート」、リツイートを「ブースト」と呼び、最大500文字までの投稿ができます。
タイムラインが3種類
マストドンの投稿が流れるタイムラインは3種類あります。
自分がフォローしているユーザーの投稿が流れる「ホームタイムライン」、
自分が属しているインスタンスのすべてのユーザーの投稿が見られる「ローカルタイムライン」、
自分のインスタンスのユーザー+そのユーザーがフォローしているほかのインスタンスのユーザーの投稿が表示される「連合タイムライン」です。
マストドンとほかのSNSどう違う?
マストドンが他のSNSと違うのは、自分が興味のあるインスタンスを選んで参加できる点です。それゆえ自分が興味ない投稿や、いわゆる「気の合わない人」の投稿を見ることなく、自分と共通点のあるユーザーとつながることができます。
そのため、Facebookのように自分の友人・知人などに限られた狭いコミュニティではなく、twitterのようにいろいろなジャンルのたくさんの話題を処理する必要もないので、同じような趣味趣向を持った人たちとの間で、比較的柔和なコミュニケーションの輪が簡単に生まれていきます。
同じ話題で、ゆるく、まったりとつながることのできるSNS。それがマストドンではないでしょうか。
まとめ
今回ご紹介した「マストドン」。まだまだ発展途中のSNSではありますが、今後マーケティングツールとして活用できるかもしれないので、マーケティングのご担当者様などは、ぜひ一度使ってみてください。
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