ブログに著者・執筆者情報を掲載してSEO対策ができる
2022.03.17 Posted by minagawa.h
近年、Googleは、ブログの著者情報を参照して、検索エンジン上の評価を決めています。今までならコンテンツの質を高めることが検索エンジン上の最大限の対策とされてきました。
しかし、現在ではコンテンツの質を最大限高めたうえで、“だれがそのコンテンツを制作したのか・だれが情報発信を行っているか”ということが、検索エンジン上の評価に影響を与えるようになっているのです。
今回は、SEO対策を行ううえでなぜ著者情報が必要なのか、どのようなことを記載すれば評価を高めることができるのかについて、わかりやすく解説していきます。
著者情報がなぜ重要なのか
SEOでは、年々「E-A-T」と呼ばれる基準が重要視されています。
E-A-Tとは、次の頭文字のことです。
Expertise(専門性)
Authoritativeness (権威性)
Trustworthiness (信頼性)
これらの3つの言葉からわかるように、信頼できるコンテンツであるかが、SEOにとっての重要な指標となっています。これは年々重要視される傾向となっています。
つまり、ブログ執筆者の著者情報を示すことで、専門的で権威のある著者が書いた記事である、そして、信頼できる情報を発信している記事だと示すことができ、SEO的に有利に働くといわれています。
ウェブラボ代表コラムの著者情報エリア
そこで、ブログの冒頭やブログの最後に著作者情報のテンプレートを掲載するエリアを作成するのがおすすめです。
次に、著者情報にどのような情報を書けばよいかをご紹介します。
著者情報に何を書けばいいか
著者情報を書くとき、E-A-Tなどを考慮すると、やはり書くべきは記事の関わりのある略歴、保有資格、実績などを掲載するのがおすすめです。経歴には、自分が今までどのような仕事をしてきたのかを記していきます。
そして、日常的にどのような情報発信を行う人物かを記していきます。簡単にいえば、得意分野を記載していくと良いでしょう。本人が作成した記事コンテンツがあるのなら、コンテンツ数やコンテンツの特徴を紹介しましょう。SNSの運用しているのなら、ツイッターやインスタグラムへアクセスするためのURLを貼りつけておくのもよいでしょう。
現在は、情報がたくさんあふれています。同じ情報でもだれが発信しているかによって伝わり方や価値が変わる時代です。もし、公開できる実績や経歴がない場合は、改めてアピールできるポイントがないか見直していきましょう。
Googleは著作者情報を参照しますが、外部サイトでどのような評価を受けているかについても参照し、プロフィールに偽りがないか判断しています。当然ですが、嘘の経歴を書かないようにしましょう。
著者情報を掲載したプロフィールページを作る
先ほどご紹介したように、ブログの記事内だけに著者情報を書いている記事は多いですが、
よりSEO効果の出やすい方法として、著者情報のエリアから、著者のプロフィールだけを書いた専門のページへのリンクを張るという手もあります。つまり、著者情報の専門ページを用意するとGoogleからより著者情報を認識されやすくなるというわけです。
現在、某セキュリティサイトで評価を上げたといわれているサイトでは、次の情報をプロフィールとして掲載しています。
- セキュリティの専門家としてどのような経歴があるか
- 実際の写真
- 代表的な記事コンテンツの紹介
- ソーシャルメディアへアクセスできるリンク
- 著者へ連絡可能なメールアドレス
上記の情報が明確に記されていれば、この記事コンテンツはだれが作成し、どのような経歴を持った人が情報発信しているのかが簡単にわかります。そのため、自分のプロフィールを見た時に専門性や権威性、信頼できる構成となっているか定期的にチェックしていくことが大切ということです。
まとめ
Googleは進化していくことで、うさんくさい記事を次々と淘汰しています。そのため、だれかのコンテンツをリライトしていれば、上位表示できる時代ではありません。他の記事コンテンツよりも独自性のあるものを公開したうえで、著者として信頼性や権威性を過去の仕事の実績を通してアピールしていく必要があります。
どれだけ他のサイトを参考にコンテンツを制作したとしても、Googleに“著者として信用できないサイトだ”、または“情報発信をしていくにあたってしっかりとした実績がない”と判断されてしまったら、上位表示は難しくなります。そう思われないためにも、あなたも自分自身の情報を正しくブログに盛り込むようにしましょう。
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