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Googleがサポートするmetaタグの紹介

2021.09.15 Posted by

Googleがサポートするmetaタグの紹介

ホームページの制作には欠かせないmetaタグ。metaタグをしっかりと記述することで、Webページの情報を効果的に検索エンジンに伝えられます。

metaタグには非常にたくさんの種類がありますが、その中には、Googleが公式にサポートしているタグも存在します。ホームページ制作に慣れていない方は、どのmetaタグがGoogleに重要視されているのか知らない場合もあるでしょう。

そこで今回は、「Googleがサポートするmetaタグ」について網羅的に解説していきます。ホームページ制作初心者の方やWebマーケティング担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

metaタグとは

metaタグとは、HTMLのhead要素に記載されるタグのこと。Webページの情報を検索エンジンに伝えることを主な目的とします。

metaタグをしっかりと記述することで、「このページにはどのようなことが書いてあるのか」を、Googleなどに適切に伝えられるわけです。

また、metaタグは、少なからずSEOとも関係しています。詳しくは後述していきますが、Googleが公式にサポートしているmetaタグは、SEOにおいて重要な意味を持っています。

一方で、Googleが公式にサポートしているmetaタグ以外のmetaタグは、SEO上特に意味はありません。一昔前はSEOに効果的だと言われていたが現在は効果がないmetaタグも存在するので、注意が必要です。

Googleが公式にサポートしている特別なmetaタグとは

上記で簡単に触れましたが、数あるmetaタグの中に、「Googleが公式にサポートしている特別なmetaタグ」というものがあります。

もちろん、Googleがサポートしているmetaタグを記述したからと言って、必ずしも検索順位が上がるとは限りません。しかし、Googleが公式に発表しているものなので、これらのタグの記述が重要なのは言うまでもないでしょう。

SEO対策をしっかりと行いたい方は、「Googleがサポートしているmetaタグ」について理解を深め、実際に記述してみてください。

参考:https://developers.google.com/search/docs/advanced/crawling/special-tags?hl=ja

Googleが公式にサポートしている特別なmetaタグの種類

この章では、「Googleが公式にサポートしている特別なmetaタグ」を10種類紹介します。具体的には以下の通りです。

  1. description
  2. robotsとgooglebot
  3. nositelinkssearchbox
  4. notranslate
  5. nopagereadaloud
  6. google-site-verification
  7. Content-Type
  8. refresh
  9. viewport
  10. rating

簡単な記述例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. description

descriptionタグは、Webページの概要を説明するためのタグです。「Googleが公式にサポートしているmetaタグ」の中でも、特に重視したいタグだと言えるでしょう。

descriptionタグに記述した内容は、検索結果画面のタイトルの下に、そのページの概要文として表示されます。検索ユーザーは、タイトルと概要文を読んでから、クリックするかどうかを判断するでしょう。ゆえに、descriptionタグに記述する内容は、ユーザーのクリック率にも大きな影響を与えます。

【descriptionの記述例】

2. robotsとgooglebot

robotsタグとgooglebotタグは、検索エンジンの動作(クロールやインデックスの登録など)を制御するためのタグです。

robotsタグは全ての検索エンジンに対して有効ですが、googlebotタグはGoogleの検索エンジンに対してのみ有効です。

【robotsとgooglebotの記述例】

contentの中には以下のような要素が入るので、ぜひ覚えておきましょう。

  • nofollow(ページリンクを追跡しないようGoogleに指示する)
  • noindex(ページのインデックス(登録)をしないようGoogleに指示する)
  • none(nofollowとnoindexの両方を指示する)
  • noimageindex(検索結果において、画像の参照元ページとして表示させないよう指示する)
  • nosnippet(検索結果画面にてメタディスクリプションを表示させないよう指示する)

3. nositelinkssearchbox

nositelinkssearchboxは、検索結果画面にて、サイトリンク検索ボックスを表示させないようGoogleに指示するためのmetaタグです。

サイトリンク検索ボックスとは、そのホームページ内を検索するためのボックスであり、検索結果画面のタイトルや概要文の下に表示されるものです。

【nositelinkssearchboxの記述例】

4. notranslate

notranslateは、Googleが勝手に翻訳を行うことを制限するためのmetaタグです。

【notranslateの記述例】

5. nopagereadaloud

nopagereadaloudは、Googleの読み上げ機能を拒否するためのmetaタグです。

Googleには、Webページを読み上げてくれる機能が存在することをご存知でしょうか。

何らかの理由により、Webページの読み上げ機能に対応させたくない場合は、nopagereadaloudを設定しておきましょう。

【nopagereadaloudの記述例】

6. google-site-verification

google-site-verificationは、Google Search Consoleにおいて、ホームページの所有権を確認するために記述するmetaタグです。

所有権を主張することで、Googleに信頼性の高いホームページだと認識してもらえます。

【google-site-verificationの記述例】

7. Content-Type

Content-Typeは、ホームページのコンテンツタイプと文字セットを定義するためのmetaタグです。

Googleが推奨しているのは「Unicode/UTF-8」なので、可能であれば、「Unicode/UTF-8」を使用するようにしてください。

【Content-Typeの記述例】

8. refresh

refreshは、ユーザーの視聴時間が一定時間を超えたら、別のURLにリダイレクトするためのmetaタグです。

ただし、一部のブラウザでは機能しません。ユーザーを混乱させてしまう可能性もあるので、注意しましょう。

【refreshの記述例】

9. viewport

viewportは、モバイル端末でのページの表示方法をブラウザに指示するmetaタグです。レスポンシブデザインに対応するために必須のタグだと言えるでしょう。

【viewportの記述例】

10. rating

ratingは、Webページの対象年齢層を指定するためのmetaタグです。「このページは、このような年齢層向けに書かれたものです」と伝えることができます。

【ratingの記述例】

contentには、以下のような要素が入ります。

  • general(全年齢対象)
  • all ages(全年齢対象)
  • child(子ども向け)
  • safe for kids(子どもが見ても問題ない)
  • adult(大人向け)

例えば、「」と指定した場合、アダルトコンテンツを含むページだと示すことができます。その結果、サーフサーチの検索結果から除外されるようになります。

現在は影響がないmetaタグもある

一昔前はSEOに効果的だと言われていたが現在は効果がないmetaタグも存在します。

代表的なのは、「meta Keywords」です。これは、Webページのキーワードを指定するためのmetaタグで、かつては検索順位に大きな影響を与えると言われていました。

しかし、現在は、SEOに影響はないとされています。「Googleが公式にサポートしているmetaタグ」にも該当しないので、記述はなくても問題ないでしょう。

まとめ

「Googleがサポートするmetaタグ」について簡単に解説しました。

ぜひ当記事を参考にしながら、「Googleがサポートするmetaタグ」を設定し、SEO対策を行ってみてください。

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