【広告の効果を高めるために】リマーケティング広告の種類を理解しよう
リスティング広告を配信している場合、必ず活用してもらいたいのがリマーケティング広告です。
リマーケティング広告の魅力は、一度Webサイトを訪問したユーザーに広告を出せる点です。
通常のリスティング広告に比べ、リマーケティング広告のコンバージョンは2倍以上と言われており、上手に使えば費用対効果のアップを期待できる媒体です。
こちらではそんなリマーケティング広告の魅力についてお伝えします。
目次
リマーケティング広告とは
リマーケティングとは、Webサイトに一度訪問したことがある人を追跡して再訪を促すマーケティング手法の一つです。
一度Webサイトに来て、商品やサービスのことを知ってくれている人ですから、目の前に広告が出てくれば、あ、これみたことあるな。もう一回Webサイトにいってもようかな、という心理にもなりやすいはずです。
広告主としてはWebサイトに来てくれたけど、コンバージョンしてくれなかったユーザーにアプローチし続け、再びWebサイトに訪問してくれるようにできるのがメリットです。
リスティング広告を使って1度目はコンバージョンに至らなかったものの、リマーケティング広告によって追跡を行い、2回目、3回目の訪問時のコンバージョンが期待できる広告がリマーケティング広告と言うわけですね。
リマーケティング広告というと、「あー、何度も追いかけてくる広告のことでしょ~」と言う方も多いと思いますが、マーケティング広告の中にも内容の違う様々な種類があります。
運用側としては、リマーケティング広告の種類を理解するとより広告の効果を高められるので、ぜひ学んでいきましょう!
それではリマーケティング広告の種類についてお話します。
1)通常リマーケティング広告
一般的なリマーケティング広告がこちらです。
リマーケティングタグを埋め込んだWebサイトにユーザーが訪問すると、ユーザーにクッキー情報を付与します。
クッキー情報を持つユーザーが別のWebサイトを訪れたとき、そのWebサイトにリマーケティングの枠(ディスプレイ広告の枠)がある場合に広告が配信される仕組みです。
クッキー情報からターゲットとなるユーザーを分別し、Webサイトから離脱したユーザーを追跡する方法なので、Webサイトでコンバージョンしたユーザーを除外するとか、Webサイトの訪問から○○日後までは広告配信しないといった切り分けもでき、効率的に集客できます。
2)類似リマーケティング広告
既存のユーザーの動きを分析し、似た行動パターンをする新しいユーザーに広告を表示するのがこちらです。
実際の訪問ユーザーではなく、新規ユーザーに対する広告配信である点がポイントです。
リマーケティング広告は配信先となるユーザーリストがある程度多くないと使えませんが、こちらはリストが無くても配信できます。結果として全体の売上が底上げされる可能性はありますが、費用が掛かり過ぎるのを防ぐため、費用対効果はしっかりと見ておかなければなりません。
3)検索リマーケティング広告
Webサイトから離脱したユーザーを追跡し、検索ネットワークに広告を出すのがこのタイプです。検索広告向けリマーケティングリストの利用で、ユーザーの動向に合わせて広告を配信できるようになりますので、Webサイト訪問後のユーザー向けに検索広告をカスタマイズすることができます。
4)動画リマーケティング広告
動画閲覧履歴のあるユーザーに対して表示させるリマーケティング広告が、動画リマーケティング広告です。
Youtubeに自社の商品やサービスの動画をアップしている時でリマーケティングリストを作ったあと、ユーザーが以下のいずれかの行動を行った場合に広告を配信します。
- チャンネルの動画を視聴
- 特定の動画を視聴
- チャンネルの動画を(広告として)視聴
- 特定の動画を(広告として)視聴
- チャンネル登録
- チャンネル ページにアクセス
- チャンネルの動画を高く評価
- チャンネルの動画を再生リストに追加
- チャンネルの動画にコメントを追加
- チャンネルの動画を共有
5)その他のリマーケティング広告
リマーケティング広告はGoogle以外にもたくさんあります。名前は少し違いますが、Yahoo!スポンサードサーチのリターゲティング広告(YDN)もそうですし、Facebook広告にもリマーケティング広告があります。Twitter広告はタイムラインにリマーケティング広告を出稿できます。各種DSP(Demand-Side Platform)にもディスプレイ広告のメニューがあります。
中でもFacebook広告はターゲティングが細かく設定でき、その精度もたかいことから費用対効果の良いリマーケティング広告として知られています。
まとめ
リマーケティング広告ではターゲットが誰なのか、ターゲットの属性は何か、どの配信方法で広告を出すか、といったことをしっかりと押さえたうえで、活用していきましょう。
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