外国語サイトちゃんとSEO対策できてますか?
空前のインバウンド需要によって、いま外国語サイトの重要性が
注目されています。実際に弊社でも制作依頼が増えています。
実は、この外国語サイトにも専用のSEO対策があります。
日本語サイトをそのまま外国語に変換して公開するだけでは、正確にGoogleにインデックスしてもらうことはできません。
せっかく外国語サイトを作ったのに、見てもらえないのではもったいないですよね。
そこで今回は、チェックしておきたい外国語SEOのポイントをご紹介します。
目次
ぜひおえておきたい!外国語サイトSEO対策
外国語サイトをリリースする際に重要なのは、検索エンジン(Google)にすべての言語ページを認識させることです。
こちらではECサイト、外国人観光客向け、海外進出時の販売サイトなど、ビジネスのタイプに限らず対応しておくべきポイントをまとめました。
1.言語毎に独自のURLを
同じURLのまま言語だけを切り替える作りにするのはNGです。
同一ページで複数言語切り替えられても、どれか1つの言語しかGoogleは認識してくれません。
日本語ページならjapanese.html、英語ならenglish.html、中国語であればchinese.htmlなどとしてURLをユニークにし、専用のページを用意しましょう。
2.ドメインは統一する
ドメインと言うのは.com、.netといったものです。
①ではURLを変えるべきと紹介しましたが、ドメインは同じほうが良いです。なぜかと言うと言語関わらず、ドメイン全体の評価向上に繋がるためです。
下記のように、国別のコードをサブドメインやサブディレクトリに追加すると良いでしょう。
.com/ja/ 日本語サイト
.com/en/ 英語サイト
.com/cn/ 中国語サイト
3.機械翻訳は使わない
急ごしらえで外国語ページを作る場合、ついつい機械翻訳に頼りがちになりますが、これは避けたほうが良いです。
機械翻訳を使ってしまうと文法の間違いが多いWebサイトとなってしまうからです。
Googleでは文法間違いはスパムと認識します。機械翻訳を使ったばかりにWebサイトが悪い評価を受けてしまっては、非常に残念ですよね。
4.専用のタグで対象国をGoogleに知らせる
専用のタグを使ってGoogleに日本語のページ、英語のページ、といったことを知らせる方法もあります。
それは「hreflang」属性を指定する方法です。
方法
rel=”alternate” hreflang=”x” というタグをhead内に設置します。
xには国別のコードを入れ、それぞれのURLごとに任意の言語を指定しましょう。
こうすれば、同じ言語を使っているものの、対象としている国が違う状態をGoogleに伝えることができます。
記述方法の詳細はGoogleのヘルプページを参照してください。
5.Googleマイビジネスに登録
各言語圏に店舗や支社がある場合はGoogleマイビジネスの住所を登録しておきます。こうすることでWebサイトの住所との関連性がGoogleに認識され、検索順位が上位になる傾向があります。
6.ウェブマスターツールへ登録
言語別にXMLサイトマップを作成し、ウェブマスターツールへ登録します。
日本を拠点とするビジネスの場合、基本的に各言語サイトはサブディレクトリになるかと思います。少し手間はかかりますが、言語別にそれぞれのXMLサイトマップを作成し、ウェブマスターツールに登録しましょう。ページ数が多いWebサイトでは有効な対策になります。
7.言語切り替えリンクを設置
ナビゲーションやフッターなど、言語切り替えのリンクを設置しておくと親切です。
まれに訪問者のIPアドレスで自動的に判別し、その言語ページにリダイレクトさせているWebサイトがあります。一見親切なようですが、その人がその言語圏のユーザーである確証はないので避けたほうが良いかもしれません。わかりやすい位置にリンクを設置してあげましょう。
まとめ
このように外国語ページを作る場合、意外とSEOでチェックしなければならない点がたくさんありますね。
これらをしっかりと行うことで、日本以外でのGoogle検索でも上位表示が可能となりますので、ぜひ対策を行ってください。
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