ページ表示速度がモバイル検索のランキング決定要因に!2018年7月にスピードアップデートを実施
2018.01.26 Posted by Erika
Webサイトを見ていると読み込みが早く、サクサク見られるページと、読み込みがカメのように遅く、イライラしながら待たされるページなど、よくよく注意してみるとページの表示速度はWebサイトによってまちまち。
ただ、今はだいたいどのWebサイトも速くなってます。ほとんど速いのでWebサイトを利用する側にとってみれば、表示速度はもはや早くて当たり前。目につくのは遅いページだけです。
いや、ウチは表示が遅くてもWebサイトの質を重視している。会員のユーザーが喜んでくれればそれでOKだ!
と考える方もいるかもしれませんが、つい先日困ったことが発表されました。
その困ったこととは一体!?
ついに発表!Googleより重要なお知らせ
実はつい最近、Googleから、Webサイトの表示速度を「モバイル検索のランキングの決定要因に使用する」という発表がありました。
“ついに”というのは、これ、いままではPCだけのハナシだったのですが、ついにモバイルの分野にも同じアルゴリズムが投入されることになり、満を持して感が強いわけなんですね。
当然PC版のWebサイトでは、これまでもページの表示速度(読み込みスピード)を速くしたほうがイイ!そのほうがSEOでは有効!(ページの表示速度がランキング決定要因の1つ)と言われていました。
それがモバイル検索でも同じようになるそうです。
実際にページの表示速度がランキングの決定要素として導入されるのは、2018年7月からとのことなので、まだまだ先…ではない!あと半年もありません!!
ちなみに「Google検索アルゴリズム」のアップデートは、パンダアップデート、ペンギンアップデートなどいろいろ呼び方がありますが、今回のアップデートは「スピードアップデート」と呼ぶそうです。
この決定がどんな意味を持つの?
このGoogleの決定によって、うかうかしていられないのが表示速度の遅いページを管理している担当者やWeb制作会社です。
ちょっと耳の痛いお話ですよねこれ。このタイミングで来たかと。
場合によっては、Webサイトのスリム化や画像・コンテンツのカットなどを行う必要があり、もはやリニューアルのようにあちこち手を加えなければならないような展開に発展する可能性もあるでしょう。
もちろん、これから新しいページを作る場合も注意しなくてはなりません。
TOPページで画像サイズの大きい写真をたくさんスライドさせる、あるいはJavaScriptを使用して動きの多いWebサイトを構築するなど、Webサイトが重くなり、ページの表示速度が遅くなる構成は、避けたほうがよさそうです。
また、非常に人気のあるCMS「WordPress」では、もともと動的なシステムで処理がやや重なうえに、機能拡張のためにプラグインを使用すると、ページの表示速度が一気に遅くなってしまうなんてこともあります。必要な機能に絞ってスリムなWebサイトを構築したほうがよさそうです。
自社サイトの表示速度をチェックしよう!
デザインや動作にこだわると、ページ速度が遅くなる。このジレンマとの戦いはWebサイトを制作する側にとって結構厄介な問題です。
ただ、こだわりのほうにベクトルを取ってはいけない時代が、もうすぐ来ます。
時代の流れに乗って、少しでも軽く、表示速度の速いWebサイトを作りたい方。まずは自社サイトのページ速度をチェックしてみましょう!
上記、Googleが提供している「PageSpeed Insights」を使うと、
ページの表示速度を改善するためのポイントも教えてもらえます。
まとめ
Googleのスピードアップデートが実施される7月まではまだ少し時間があります。
自社サイトのページの表示速度が遅い…と感じている方は、7月までに少しでも表示速度を改善できるよう、Webサイトの改修を考えてみてはいかがでしょうか。
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