【今更聞けない】相互リンクのSEO効果
SEO施策の一つとして昔から知られている「相互リンク」。
これって実際どんなことなのか説明してほしいと同僚や客先に求められたら、あなたは的確に答えられますか?
使い慣れたワードこそ、その内容を正しく理解していないと困ってしまう場面もあるかと思います。
そこで今回は「相互リンクのSEO効果」を改めておさらいしてみましょう。
相互リンクとは
まず、相互リンクとはどういう意味があるのでしょうか。
相互リンクとは「2つの異なるドメイン間でリンクをし合っている状態」を指しています。簡単に言うと、自分のサイトと他人のサイトにお互いのリンクを設置することです。
この時、リンクを設置するサイトのコンテンツが非常に重要になります。
コンテンツのボリュームや質が高く、ほかのユーザーから高い評価を受けているサイト同士のリンクなら問題はありません。しかしどちらか一方、もしくはその両方のサイトのコンテンツがペラペラでユーザーの評価が低いものであったら……それは問題になります。
Webサイトに掲載するリンクは、Googleガイドラインによると「質の高いもの」でなくてはいけないと規定されているからです。
相互リンクのSEO効果
相互リンクのSEO効果について見ていきましょう。
先ほども書きましたが、相互リンクの設置によって、Webサイトの検索結果に以下の3パターンの影響が及ぶと考えられます。
- 検索順位が上がる
質の高いリンクがたくさん集まればその分価値の高いサイトとみなされるため、検索結果の上位を狙えるようになります。 - 検索順位が下がる
1とは違い、Googleガイドラインに違反した質の低いリンクを集めてしまうと、逆に検索結果の順位が下がる可能性が出てきます。 - 変わらず
たとえGoogleガイドラインに違反した相互リンクでも、その数や質に問題がある場合、検索結果に変動が出ないケースもあります。
注意!相互リンクのペナルティ
相互リンクのSEOで注意しなければならないのは、ペナルティです。
たとえば、以下のような場合はペナルティを受ける可能性が高いので注意してください。
- コンテンツが極端に少ない、内容そのものが薄い、そもそもコンテンツとして機能していないようなサイトからのリンク
- 有料でリンクを買い何度もリンクさせる
- 相互リンク募集サイトなどを利用し、自分のサイトのコンテンツとの関連性が薄いリンクを貼りまくる
ペナルティを受けて順位を落とさないよう、気を付けながら相互リンクを増やしていきましょう。
ちなみに自分のサイトがペナルティを受けているかそうでないかは、Googleのサーチコンソールを使って確認することができます。
相互リンクとrel=nofollow
「rel=nofollow」とは、特定ページのリンクをたどらない、という意味のタグです。
これを使えば、検索エンジンに特定のリンクをクロールしないよう指示を出すことができ、不要なリンクを除外できます。
例)<a href=”signin.php” rel=”nofollow”>sign in</a>
質の悪いサイトのリンクを集めた場合、ペナルティを受けてしまう可能性があるため、リスクが見つかり次第、このタグで回避するようにしましょう。
まとめ
相互リンクは正しく使えばSEOに良い効果が期待できます。
一番良いのは自身のサイトに良質なコンテンツをたくさん用意し、ユーザーに自然にリンクしてもらう方法です。
良いお店があれば口コミで自然とお客さんが集まってくるように、ユーザーにとって有益なサイトを作れば自然とリンクが集まるサイトになっていきます。
まずはコンテンツの作成に注力し、相互リンクを行う際はペナルティを受けないよう細心の注意を払うようにしましょう。
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