SEOの観点から考える、【更新日】の重要性
※2023年5月31日に一部内容を更新しました
皆さんは、Webサイトの更新日を意識したことがあるでしょうか。
Webサイトを作る側で、更新日を意識しているという方はもしかしたら少ないかもしれません。しかし、ユーザー視点で見た場合はどうでしょう。
ブログやSNSに限らずサイトのコンテンツなど、更新性のあるサイトは特に更新日を確認してからサイトを閲覧する方も多いはずです。
そう考えるとこの更新日、古い日付が表示されてしまうとなんだか恥ずかしいような気もしてきます。
WordPressでは自動的に「記事を公開した日付」が表示されますが、実際には更新日を隠したり、最新の日付が表示されたりするよう操作している方も中にはいるようです。
そんな作り手側からは軽視されがちな更新日について、この記事ではその意外な重要性をご紹介したいと思います。
そもそも人々は新鮮な情報を求めている
ユーザーの多くはページの「更新日」を見て、そのコンテンツが新しいか古いかを判断しています。
古い記事よりも新しい記事を見たくなるのはごく自然なことです。一方でGoogleも、新しい情報を優遇し、検索結果の順位に反映することで検索結果の精度を上げようと画策しています。逆に更新日が古いと検索結果の順位はどんどん下がっていきます。
つまり、更新日はユーザー及び検索エンジンの双方で、SEOの観点からキーとなる情報になっているのです。
こうした観点から更新性の低いサイトは日付を隠したり、削除したりするケースがあるようですが、それは検索エンジンを欺く行為になり、露見した場合はほぼ間違いなくペナルティを受けます。これは非常にリスキーです。
大切なのは公開日ではなく、最終更新日
重要なのは、最終更新日です。記事の公開日ではありません。たとえ最初に公開した日付が古くても、直近で更新が加えられていればそれは新鮮なコンテンツとなります。
もちろん、単語を1個か2個変更してそれを更新とするなら、これもユーザーを欺く行為であると言えます。
単語単位ではなく、文章全体に関して最新情報を反映してリライトした場合には堂々と更新日を最新のものに変更しましょう。
こうした真摯な態度でコンテンツを更新していけば、ユーザーからも検索エンジンからも高い評価を受けることができます。
また特定のトピックの情報を追加する場合も、わざわざ新規ページを作る必要はありません。Webサイト全体を見まわして、既存のページにその情報を追加できれば工数もかけずにサイトを更新することができます。このように、簡単に情報の更新をできるのは、Webコンテンツの強みかもしれませんね。
記事だけでなくキーワードの見直しもセットで
過去の記事をリライトするついでに、キーワードも見直してみましょう。検索キーワードは時代とともに変化しますから、そうした変化に対応することで適正な評価が得られるようになります。
またタイトルや見出し、本文に使用している語句が古いままだと検索率が下がります。そうなるとたとえ中身の濃い良質なコンテンツであっても読まれなくなってしまうので、注意が必要です。
まとめ
ユーザーが信頼できる情報を求めるのは当然のことです。
「コンテンツの更新日」はユーザーにとって、そこに掲載されている情報の信頼性を判断するための要素の一つとなります。
特にブログやオウンドメディアを運営している方は、コンテンツの更新日を蔑ろにしないよう、意識してみてくださいね。
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