コーポレートサイトで最低限用意しておきたいコンテンツ
2021.08.04 Posted by watanabe.k
「はじめて会社のホームページを立ち上げようと考えているが、どのような情報を掲載するべきか分からない」
「コーポレートサイトで最低限用意しておきたいコンテンツを知りたい」
上記のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
コーポレートサイトは、「自社がどのような企業なのか」を知ってもらう上で非常に重要です。適切なコンテンツを掲載することで、他社との差別化やユーザーの信頼感の向上が望めるでしょう。
今回は、コーポレートサイトにおいて「最低限用意するべきコンテンツ」と「可能であれば用意したいコンテンツ」を紹介します。初心者向けに、具体例なども織り交ぜながら分かりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、集客目的のサービスサイトではなく、会社案内の役割を果たすような、パンフレット代わりのホームページ(コーポレートサイト)を立ち上げる前提で話を進めていきます。
目次
コーポレートサイトの役割
コーポレートサイトには、主に以下の3つの役割が存在します。
- 名刺代わり
- 信頼感の向上
- 求人にも有効
それぞれ簡単に解説していきます。
名刺代わり
コーポレートサイトは「会社の顔」であり、まさに名刺代わりの役割を果たします。「どのような会社なのか」「どのような商品・サービスを扱っているのか」を、ユーザーに視覚的に伝えることができます。
効果的なコンテンツをしっかりと掲載すれば、自社のブランディングにもつながるでしょう。
信頼感の向上
コーポレートサイトは、ユーザーの信頼感を高める上でも非常に重要です。
インターネットが発展し、PC・スマホが普及した現代において、「企業は自社ホームページを持っていて当たり前」と言っても過言ではありません。コーポレートサイトがある企業とそうでない企業とでは、信用度に大きな差が生まれてしまうでしょう。
「ちゃんとした会社」「信頼できる会社」であると感じてもらうためにも、デザイン性が高く、内容も充実しているコーポレートサイトを用意すべきだと言えます。
求人にも有効
コーポレートサイトは、採用活動の質を高める効果も持っています。
就職・転職を考えている人の多くは、入社したい企業のホームページをチェックするでしょう。その際、企業の魅力がしっかりと伝わらなければ、入社意欲が落ちてしまうかもしれません。
一方で、魅力がしっかりと伝わり、企業のイメージや社風を感じ取ってもらえたならば、入社意欲は向上する可能性が高いです。
より多くの優秀な人材に応募してきてもらうために、ぜひ求職者の心を掴めるようなコーポレートサイトを作成してみてください。
最低限用意すべきコンテンツ
コーポレートサイトにおいて最低限用意すべきコンテンツは、以下の4つです。
- 会社概要
- 業務案内/サービス紹介
- お問い合わせ(メールフォーム)
- お知らせ/最新情報
それぞれ解説していきます。
会社概要
「会社概要」は、正式な社名や代表者の氏名など、会社の基本情報を掲載するコンテンツです。会社の信用性・信頼性を示す上で非常に重要です。
具体的には、以下のような情報を掲載しておくと良いでしょう。
- 会社名(正式な社名)
- 代表者名
- 資本金
- 所在地
- 設立年月日
- 事業概要
- 主要取引先
- 役員名
- 電話番号
なお、対面のビジネスの場合は、住所とあわせてアクセスマップなども忘れずに掲載しましょう。
業務案内/サービス紹介
「業務案内/サービス紹介」は、自社の業務内容を説明したり、商品やサービスを紹介したりするコンテンツです。「何の会社なのか」「何をしている会社なのか」、ユーザーに理解してもらうことができます。
例えば、以下のような情報を掲載するのが一般的です。
- 業務内容
- 商品やサービスの特徴
- 商品やサービスの詳細な説明
- 他社との差別点
- 料金
お問い合わせ(メールフォーム)
「お問い合わせ(メールフォーム)」は、ユーザーがフォームにメッセージを入力し、企業に対して送信できる仕組みです。ユーザーと企業を繋げる窓口のような役割を果たします。
以下のような項目を用意すると良いでしょう。
- お名前
- メールアドレス
- 電話番号
- お問い合わせ内容
お知らせ/最新情報
「お知らせ/最新情報」は、ユーザーに対して伝えたい最新情報などを掲載するコンテンツです。
頻繁に更新することがなくても、「夏季休暇/年末年始の営業のお知らせ」「テレワーク実施のお知らせ」など、オフィシャルにアナウンスすべき情報を掲載することができます。
また、定期的に更新されていれば、「しっかり(現時点も)動いている会社」「マメな会社」であることの印象付けにもつながるでしょう。
可能であれば用意したいコンテンツ
続いて、可能であれば用意したいコンテンツを紹介します。具体的には、以下の7つです。
- 代表挨拶・プロフィール
- 社員/スタッフ紹介
- 会社沿革
- 企業理念
- 業務実績/事例・お客様の声
- よくあるご質問
- 採用情報
それぞれ簡単に説明するので、ぜひ参考にしてください。
代表挨拶・プロフィール
代表者のプロフィールやメッセージを掲載するコンテンツです。
経営者の考えや想いを知ることで、ユーザーはその企業に対して安心感や信頼感を抱きます。会社や事業の方向性を伝える上でも、非常に役立つコンテンツだと言えるでしょう。
社員/スタッフ紹介
社員やスタッフを紹介するコンテンツです。
「どのような社員が働いているのか」が分かれば、ユーザーは親近感を抱きやすくなります。また、会社の雰囲気も伝わりやすいでしょう。
会社沿革
会社の歴史を紹介するコンテンツです。
これまでのヒストリーを通して、会社の存在意義やミッション、これからのビジョンなどを伝えられます。
長い歴史のある会社であれば、特に有効でしょう。
企業理念
会社の理念をアピールするコンテンツです。
経営理念や価値観を伝えることで、会社への信頼感の向上が期待できるでしょう。
また、理念に共感してくれたユーザーは、自社のファンになってくれる可能性があります。
業務実績/事例・お客様の声
これまでの実績やお客様の声を掲載するコンテンツです。
商品・サービスの販売実績や開発実績などが多く掲載されていれば、会社の信用度が上がります。また、お客様の感想や口コミなどもあわせて掲載することで、ユーザーに安心感を与えられるでしょう。
よくあるご質問
よくある質問とそれに対する回答を用意するコンテンツです。
このコンテンツを充実させておけば、ユーザーは、いちいちお問い合わせフォームから質問する必要がなくなります。また、企業としても、お問い合わせに対応する手間が省けるでしょう。
採用情報
募集要項や募集職種など、採用に関する情報を掲載するコンテンツです。
より多くの優秀な人材を確保していくためには、欠かせないコンテンツだと言えます。求人サイトでは分からない情報なども伝えられると良いでしょう。
現在求人を行っている場合は、必ず掲載するようにしてください。
まとめ
コーポレートサイトにおいて「最低限用意するべきコンテンツ」と「可能であれば用意したいコンテンツ」を紹介しました。
ぜひ当記事を参考にしながら、効果的なコーポレートサイトを作成してみてください。
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