文中に具体的な数字を入れた場合の効果
Web制作において、サイト上で扱う文章中に具体的な数字を取り入れると、文章全体にメリハリがついて説得力が増すようになります。この方法はいろいろな文章において役に立ち、ユーザーを引きつける効果もあります。
例として値段や価格の数値を取り上げてみましょう。お金にかかわる数字は気になる人が多いため、根拠のある値が書かれていれば、説得力が高くなります。比較対象となるものに対しても数字が記載されていれば、さらに良いでしょう。
割合を示すパーセントなどの数値も効果が高いといえます。「視聴率」や「売り上げ」、「乗車率」などは、多い少ない、高い低いの表記よりも、数字があるほうが興味を示すユーザーが増える傾向にあります。
ただし、根拠のない数字は表記することができないため、データ収集ができないものについては曖昧な表記になってしまいますので気をつけたいところです。また、数字が文章に対して説得力のない値の場合は、あえて使わないほうが良いこともあります。「お客さま満足率」などは、値が低いと自社内の商品やサービスをPRする場合には逆効果になってしまうので、気をつけましょう。
さらに表示する数字にこだわるとすれば、
1) | 10,000円の商品が、今だけ1,000円引き | 3) | 10,000円の商品が、今だけ10%off |
2) | 10,000円の商品が、今だけ9,000円 | 4) | 10,000円の商品が、今だけ1割引き |
この場合、どれも値引率は同じですが、それをどう表記するかによって、ユーザーに与える印象は大きく変わります。より得ができるような表記だと、売り上げにも影響してくるのです。
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