括弧の選び方
文章を書く際には、括弧の利用を効果的に行うことで、印象を強めることが可能になります。いくつかある括弧を上手に使い分けるのがポイントになります。
丸括弧は注記や補足を行う場合に利用し、最も利用することの多い括弧といえます。
例) オペレーティングシステム(OS)
カギ括弧は、文章内に強調したい言葉がある場合や、会話文、固有名詞などがある場合などに利用します。こうすることでその部分を見分けやすくする効果があります。
例) 私は「おはようございます」とあいさつした。
※この場合「おはようございます。」と書くのが本来ならば正しいのですが、句読点が必要以上に多くなってしまうことを避けるため、メディア等では「。」をつけないケースが一般的となっています。ネット上でも同様の方法が目立ち、Web制作の際には気をつけてみると良いでしょう。
その他、二重カギ括弧(『』)は書名やカギ括弧が使われる文章内で区別させるために用いられ、角括弧([])や太括弧(【】)は見出しなどの強調に使われます。英字を用いる場合はダブルクォテーション(“”)やシングルクォテーション(‘’)が一般的です。
括弧には半角表示できるものと、全角にしか対応していないものもあります。半角の場合は括弧の前後との間が詰まることがあるため、見やすさを重視する場合は間に半角スペースを入れることもあります。さまざまな括弧を利用する可能性がある場合は全角に統一させると良いでしょう。逆に、文字数が制限される文章などでは、できる限り情報をつめるためにも半角を利用するケースが多くなっています。
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