ページを更新したのに反映されない。それはキャッシュのせいです
Webサイト内に更新情報があり、自分でページを修正したのに反映されなかった、といった経験は誰もが1度や2度あるかと思います。
また、制作会社に更新を依頼して、直しました!と勢いよくメールが飛んできたにもかかわらず、Webサイトを見ても反映されていないから、どうなっているのだと言ったら、キャッシュのせいだと言われた。
うむむ、キャッシュね。そうか、キャッシュのせいなのか…。
と言葉でわかっていても、じゃあキャッシュってなんなの?と言われてみると、う~ん。となっていませんか?
そもそもキャッシュとは?
キャッシュはウェブブラウザやシステムで利用されている仕組みで、処理速度を上げるためのものです。
ブラウザの場合、一度閲覧したページをパソコンに保存しておき、次にそのページを見たときのスピードを速くするのがキャッシュです。この「次に見たとき」にも最初に見たWebサイトの内容が表示されるため、更新された情報が表示されず、古い情報がそのまま残っている可能性があります。これはいわゆる「キャッシュのせい」で起こっている現象です。
とくに最近のブラウザは、表示速度高速化のためキャッシュが残りやすくなっています。特にGoogle chromeは残りやすいことで有名です。
Google chromeではスーパーリロードが便利
キャッシュをクリアする方法はブラウザ事にショートカットキーがあり、「フルリロード」「スーパーリロード」「キャッシュクリア」「強制再読み込み」などがそれです。
キャッシュのクリアはブラウザ事に方法が若干異なります。
Google chromeではスーパーリロードが便利です。スーパーリロードとはページの情報を上書きして更新するものです。つまりキャッシュを無視して今のページの内容をリロードします。これで最新のページが見られるようになり、修正したのに反映されていない、どうなっているのだ?と声を荒げることもなくなるでしょう。
スーパーリロードのやり方
Windows
・Internet Explorer
Ctrlキー+F5
(Web上と自分のコンピューター上でページのタイムスタンプが同じ場合も、現在のWebページを更新する)
・Google Chrome
Ctrlキー+F5
shift+F5
(キャッシュコンテンツを無視して現在のページを再度読み込みます)
・Firefox
Ctrlキー+F5
Ctrlキー+shift+R
(再読み込み [キャッシュ上書き])
・Opera (9.2 以降)
Ctrlキー+R
F5
(ページを更新する[最新バージョンを取得する])
Mac OS
・Google Chrome
Command+R
(現在のページを再度読み込みます)
・Safari
Command+R
(ページの再読み込み – ページを再読み込みすると、キャッシュが迂回されて最新バージョンのページが常に表示されます)
スーパーリロードはリロード(F5を押す)とは異なり、ページの内容を上書きする方法です。キャッシュに悩まず、すぐに最新のページを開きたいときに便利ですので、ぜひ覚えておきましょう。
まとめ
もしスーパーリロードを行ってもページの内容が変更されない場合、ブラウザの設定から一時ファイルを手動で削除してから、スーパーリロードを行ってみてください。
それでも更新できない場合、制作会社が転送先ディレクトリやファイルを間違っている可能性か、あるいはミラーサイトを表示していて、それに気がつかずスーパーリロードをしていた、なんて可能性もありますから笑。
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